タンパク質が不足しがち？
普段たんぱく質を意識してとる事があまりない、そういった方は多いようです。
でもたんぱく質は私たちの体を作るのにはくてはならない栄養素なんですね。
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必須アミノ酸
たんぱく質はアミノ酸がたくさん結合した栄養素です。
たんぱく質を構成しているアミノ酸は２０種類で、そのうち９種類を必須アミノ酸といって、このアミノ酸は食事でとるしかないんです。
良質たんぱく質というのは９種類の必須アミノ酸が全てバランスよく、かつ十分に含まれている。そういうのを良質たんぱく質といっています。
バランスがいい良質のたんぱく質とは？
お豆腐を見てみると体を作るのに必要な各必須アミノ酸の量が合格ラインを越えています。
つまりこういったものは体を作る事ができる。すなわち良質たんぱく質といえる訳です。
一方で食パンを見てみるとリシンがこの合格ラインに達していません。
１種類でも必須アミノ酸がこのラインに達していないと体を作る事はできません。
ですので食パンに含まれるたんぱく質は良質ではないという事になります。
９つのアミノ酸がバランスよく全て一定ラインを越えていないといけないという事なんですね。
良質なたんぱく質が含まれている食品
お肉・お魚全般、豆は大豆。
卵、乳製品は良質たんぱく質を含んでいます。
１日のたんぱく質の必要量
成人男性は１日６０ｇ、成人女性は１日５０ｇ。
食パンなどたんぱく質は良質でないものですから、鶏肉とかお豆腐とか良質のたんぱく質を含んでいる食品を組み合わせ、一日の必要量を摂取して下さい。
１食として必須アミノ酸のバランス量を複数の食品で補い合えば十分な量がとれるという事です。
お肉ってダイエットなどを考えている方は控えようかなと思っちゃう方もいらっしゃるかもしれませんが、やはりお肉も大事な食品なので敬遠なさらずに。
特にお肉の中でも赤身のお肉の方がいいですね。
そういったお肉を選んで、是非しっかり召し上がって頂きたいと思います。
豆腐、野菜など組み合わせておいしく頂ける工夫をしましょう。