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LDLコレステロールは悪玉コレステロールといわれ非常に危険

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メタボリックシンドロームの診断基準を見ていきましょう。
まず内臓脂肪が蓄積しているかどうかを、おへその周りの長さここを測定して調べていきます。
男性は85cm以上女性は90cm以上が目安となっています。
次に脂質血圧血糖値を調べます。
血圧と血糖値は、実際に高血圧や糖尿病と診断される値より、少し厳しい値となっています。
これはドミノが倒れる前に気付くという事を、ねらっているからです。
これらを全て調べ内臓脂肪の蓄積があって、かつ脂質血圧血糖値のうち2つ以上に当てはまる場合、メタボリックシンドロームと診断されます。
いろいろ細かく出ましたが一つかねてから、私疑問に思っておりましたが腹囲つまりウエストのサイズですよね。
女性の方が大きいでしょう?
どういう…。
女性の場合は男性に比べて二段腹三段腹になりやすい。
つまり皮下脂肪がたまりやすい訳ですね。
ですからおなかの周りの長さも、内臓脂肪プラス皮下脂肪という形になりますので、その分男性よりも少し数字が大きくなっています。
しかし世界的に見ますと、女性の基準が男性よりも甘いというのは、日本だけでございましてちょっとよくないという事で、少しその値を80cmぐらいに変えようという検討も、現在されています。
今検討中という事ですね。
あともう一つ伺いますが脂質ですが、中性脂肪とHDLコレステロールに注意が払われていますが、ほかにもLDLとありますよね。
これは?
いわゆるLDLコレステロールは、悪玉コレステロールといわれておりまして非常に危険なものなんです。
ところが実はLDLコレステロールは、あまり肥満とは関係なく上下する訳ですね。
ですから肥満がないような人でも、LDLコレステロールが高い人がたくさんいらっしゃいます。
ですからメボリックシンドロームの基準には入っていない訳ですね。
しかしLDLコレステロールというのは、動脈硬化の最大のリスクの一つでありますので、LDLコレステロールの高い人はメタボリックシンドロームとは、また別の治療を受けないといけないという事ですね。
またたばこもよくないという事なんですね?
動脈硬化にとりましては喫煙それだけで、メタボリックシンドロームと並ぶぐらい大きなリスクです。
Aさんはメタボリックシンドロームとたばこ両方持っていたんですが、せめてどちらかだけでも改めて頂きたかったと思います。
内臓脂肪の肥満が、どうして悪いのかという事をお伝え致しました。
内臓の脂肪細胞がまるまると太っていきますと、悪玉に変わってしまいまして、メタボリックドミノにつながるようなホルモンを、たくさん分泌するようになる訳ですね。
このように内臓脂肪の肥満によりまして、ドミノが倒れる寸前になっている状態がメタボリックシンドロームですので、健康診断で定期的にチェックして頂きたいと思います。
食べ過ぎないというコツですね。