頚椎椎間板ヘルニア 薬による治療

さて治療これは当然お薬を使われる事もある訳ですね。
これは最も行われている治療の一つかと思いますけれども
一般的には非ステロイド系の消炎鎮痛剤を使う事が多いですね。
これで炎症を取ってあげると。
患者さんによっては筋しかん剤ビタミン製剤
血流改善薬などを使います。最近話題になっているのは
痛みを感じる神経に直接作用する薬を使用する例も
非常にトピックです。
更に神経ブロックとありますがこれは？
神経ブロックは痛みの原因になっている神経
その神経が支配している筋肉に注射をする事で
炎症を取ってあげるという治療になります。
こうした治療を行っても効果が生まれない場合
どういうふうになっていくんでしょうね？
最終的には手術という事になります。
手術の見極めという事でお示ししていますが
手術を絶対的な適用という事になりますと
歩けないあるいは排せつ障害が非常に進行性になる場合は
手術が必要になります。
もう一つが一番最後日常生活に支障がある痛み。
これは絶対的な手術の適用にはならないのですが
日常生活に支障が出る
ふだんの生活ができないという事になりますと
手術も一つの選択肢であるという形で認識されています。
今日は頚椎椎間板ヘルニアを伺ってまいりましたけれども
この病気に向き合うポイントまとめて頂けますか？
頚椎椎間板ヘルニアの多くの患者さんは保存療法で
改善する患者さんが多いかと思います。
従いまして症状が軽いうちに整形外科を受診されて
早期に診断をして早期に治療をされる事を
お勧め致します。悪い姿勢を改めたり
保存療法でよくなる方が随分いらっしゃる訳ですよね。