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膝の痛みをとる運動療法

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運動は膝の痛みをとるのに非常に効果がある

膝の治療の柱、運動、減量、薬、手術。中でもこの運動は痛みがとれていく効果は、薬と同じくらいという研究もあるほどです。
本当に膝の治療の基本となるものなんです。
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膝の痛みをとるのに運動はどんな効果があるのか

運動の効果として一般的にいわれているもので、筋肉を鍛えると膝関節が安定化します。
そこで負担が減る。それで痛みが減るという効果があります。
次にこれも一般的にいわれている事ですが、減量の効果があるので肥満の予防解消されるという事で、膝にかかる負担が減るという事です。
そしてもう一つ。
実は運動自体に痛みを和らげる鎮痛効果があるんです。

脳内麻薬による鎮痛効果

運動を行うと体の中にはいろいろな物質が産生されますが、特にこのエンドルフィンエンケファリンが脳から分泌されます。
これらは脳内麻薬ともいわれるもので、モルヒネとも同じような効果があります。
脳に作用して痛みを抑える効果があります。
もう一つ、やや聞き慣れたアドレナリン。
運動を行うと交感神経が作動して、神経の末梢からアドレナリンという物質が産生されます。
こちらも痛みを抑える効果がある事が分かっています。
こうした物質は運動すると出てくる。
その時に一時的に効果は出るのですが、運動を持続する事によって痛みの神経回路自体もいい方向に変化する事も分かっており、こういう鎮痛効果が長続きする。そういう効果もあります。
持続して運動を続けているとこうした効果もずっと続いていく。

運動療法効果の研究結果

患者を2つのグループに分けます。
運動を行った患者さんのグループと痛み止めの薬をのんだ患者さんのグループです。
治療を開始して8週間後、両方とも軽快しているのですが、運動療法は痛み止めをのんでいる方と同等か、あるいはそれ以上の効果があるといえます。
この運動グループは、全くお薬をのまずに運動だけでこんなに痛みが和らいだという事ですね。
これはすばらしいですよね。
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