痛みが出る前のひざの妙な違和感

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ひざの痛みをよくして積極的に外に出て、どうぞよろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
痛みが出る前のひざの妙な違和感、ちょっとこわばったりとかそういった段階で気付いて、対策をとる事が大事だというお話を致しましたね。
ひどい痛みが続くというような場合は、手術した方がよいのかしらと悩む方も多いと思いますけれども。
手術が必要かどうか一概に難しい質問ですけれども、ひざが痛くなる多くの原因が変形性ひざ関節症です。
その場合痛みが強いあるいは日常生活に支障が大きいと、そのような場合には手術が検討されます。
それでは今日のお話をよく理解するために、変形性ひざ関節症変形性膝関節症ともいいますが、ひざが一体どういう状態なのかという事を、今日も見ておきましょう。
久田さん。
こちらのひざ関節の模型で見ていきましょう。
この青い部分ですね。
ここがひざ関節の軟骨です。
この軟骨は衝撃を吸収分散させる、クッションのような役割を果たしています。
この軟骨が加齢などの原因ですり減ってしまいまして、骨が直接ぶつかるようになりますと、痛みが出てきます。
これが変形性ひざ関節症です。
今見ましたように関節の間の軟骨が、すり減ったり無くなってしまったりする。
そこで痛みが出てくるという事ですよね。
この軟骨をなんとか元に戻してやるという事は、できないのでしょうか？
残念ながら現状では、一度軟骨が傷ついたりすり減ったりしてしまいますと、元の正常な軟骨には戻せないんです。
残念なのですがそうしますと治療というのは、どういう考え方になっていくのでしょうか？
こちらにございますようにひざの痛みの治療ですが、初期の場合には運動。
筋力をつけたりする事により、かなりよくなります。
また肥満のある方については、減量する事によってこの２つで、かなりの痛みはよくなっていきます。
体重を減らすとひざへの負担が減るという事でしたね。
お薬はどういう事ですか？
そういう事を続けて、痛みがそれでも持続する、歩く度にずっと痛みが出てくるという場合には、お薬の治療を行っていきましてよくなる事もあります。
手術に踏み切るというのは？
以上のようなお薬も含めた治療をずっと続けていっても、歩く時に痛みが出てくる。
あるいは日常生活に、とてもひざの痛みで不自由が出てくるというような場合には、手術という治療が選択できます。
しかし手術というと、大ごとだという事でちょっとためらいもありますね。
変形性ひざ関節症の手術をした内藤千万さん８７歳です。
手術後毎日リハビリを続けた結果、今ではほとんどひざの痛みはないと言います、もともと旅行や外出が大好きだった内藤さん。