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EPAなど 中性脂肪が高い場合の薬

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高脂血症薬スタチン のみ続ける上での注意点

どんな薬も副作用はございますけれども、この薬でたまに筋肉が痛くなるとか、脱力感が起こる場合もあります。
また非常に稀に、数万人に1人の確率ではありますが筋肉が壊死をしてくる横紋筋融解症というような動きが出る場合もございますので、そういう筋肉の症状が出れば、すぐに主治医と相談をして頂きたいと思います。
薬をのみ始める前にはなかった症状、のんでから「おや?ちょっと筋肉がおかしいな」と思ったら、ちゃんと医師に告げなきゃいけないという事です。
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スタチン以外のLDLコレステロールが高い場合の薬

スタチン以外の薬も少し見て頂きたいと思います。
この薬はコレステロールの吸収を抑制する薬で、単独で使う場合もありますが、スタチンと一緒に使うとLDLコレステロールの低下作用が非常に強くなります。
またプロブコールという薬は抗酸化作用があるLDLコレステロールの変性を抑えるようなユニークな薬ですが、家族性高コレステロール血症の患者さんなどに使う薬です。
こういった薬が使われる事もあるという事です。

中性脂肪が高い場合の薬

中性脂肪が高い場合は何しろやはり食事と、それからアルコールを少なくして頂く事と運動というところは基本ですので、そこをまずやって頂く。
その上で薬が必要だという事になると、最初にくるのはフィブラート系の薬という事になるかもしれません。
フィブラート系という薬は肝臓で中性脂肪が出来るのを抑えたり、あるいは代謝を促進したりとそういう薬ですが、時にやはり筋肉の副作用が出る事もあるので、その点もちょっと注意をして頂く必要があるかもしれません。
この薬についてもちょっと筋肉の異常が出る場合があるので、注意が必要なんです。

EPAは中性脂肪を下げ 血栓を防ぎ 動脈硬化を予防

EPA、魚の脂ですね。多価不飽和脂肪酸というものですけれども、中性脂肪を下げる作用があるのに加えて、血栓を形成するのを抑えたり、あるいは動脈硬化を直接的に予防するというような作用も見つけられています。
それからニコチン酸誘導体というもの、これ聞き慣れないですね。
日本ではあまり使われないのですが、この薬もHDLコレステロールをある程度上げて中性脂肪を下げる作用がある事が分かっています。
中性脂肪を下げる薬としてはこういうものが使われます。

包括的治療で心筋梗塞を予防

薬で脂質異常症をコントロールしていく、うまく適切に使っていくと心筋梗塞のリスクは下げられます。
残念ながら脂質異常症だけを治療するだけでは、効果は十分ではないということです。
やはり高血圧であるとか糖尿病、タバコというようなものを総合的に管理する。包括的治療と呼んでいますが、そういう事を心掛けて頂く事が、より効率的に心筋梗塞を予防する事になるというように理解頂きたいと思いますね。
包括的治療、総合的な目配りという事ですね。