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アレルギー性鼻炎が原因で滲出性中耳炎

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まず鼻がかゆいために…、そのために…、また鼻づまりのために…、更に鼻の症状以外にも目や喉でもアレルギー反応が起こる事から…、大人の方で花粉症などの症状をお持ちの人は、思い当たる事がたくさんございますが、子どもの場合もこういう特徴があるという事でございますが、ただ子どもの場合鼻がつまって苦しいんだとか、症状をいろいろ訴える事が難しいですよね?
多くは鼻づまりを不快に感じて不機嫌になる事がありますので、注意が必要ですね。
最初ご紹介したAちゃんの場合なんですが、アレルギー性鼻炎が原因で、滲出性中耳炎という病気の診断がつきましたけれども、中耳炎ですから痛がったりはしないんですか?
この中耳炎は慢性的に耳の中に液体がたまる、滲出性中耳炎そういうタイプの中耳炎です。
この原因は耳と鼻は耳管でつながっているんですけれども、そういったところがつまってしまうために、うまく換気ができなくて起こってしまう中耳炎です。
痛みはあまり出ないタイプなんですね。
滲出性中耳炎以外にも鼻水鼻づまりが長引く事で、つながってしまう病気はあるんですか?
鼻づまりが悪化する事で滲出性中耳炎以外には、副鼻くう炎になる事もありますし、またアレルギー性鼻炎の場合そのアレルギーが原因となって…、こういったものになるリスクも高くなります。
例えば気管支ぜんそくで、医療機関に来られる患者さんの8割は、アレルギー性鼻炎があるというデータもありますので、長引かせないでなるべく早く治療する事が大切です。
気管支ぜんそくお持ちの人は高い率で、アレルギー性鼻炎もあるという事なんですよね。
長引かせないで早く治療する事になりましたけれども、アレルギー性鼻炎治療の柱はどういうものですか?
基本は薬と手術です。
手術は鼻の表面の粘膜を焼くレーザー治療と、腫れた鼻の粘膜を切除する手術があります。
残念ながら必ず再発をします。
治療をしても再発するんですね。
特に小さいお子さんの場合は入院して全身麻酔の上で、手術をする必要性がありますのであまりお勧めできません。
小さなお子さんでこんな手術ちょっと心配ですよね。
ですので一番大切なのは薬での治療となります。
その薬どういうふうに治療で使っていくのか教えて下さい。
まず抗ヒスタミン薬です。
第1世代と第2世代があります。
ヒスタミンはアレルゲンが体の中に入った時に、免疫反応で出来る化学伝達物質の一つであります。
これをブロックする事で免疫反応が、過剰に働かないようにするのが抗ヒスタミン薬です。
このヒスタミンをブロックしてしまうという事なんですね。
第1世代はくしゃみ鼻水に主に効果があります。
乳幼児ではこちらを中心に使用する事が多いです。

鼻炎
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