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膝の痛みを抑える運動の効果

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膝の痛みの分類

まず急性の痛みがあります。強い炎症が起きて膝がはれたり熱くなったりして痛みが起こります。
そして慢性の痛み。これはじっとしていれば痛くありませんが、階段の上り下りや立ったり座ったりといった動作、また正座などで膝に痛みが起こります。
生活に支障が出るようになります。
そして極度の痛みです。安静にしている時も耐え難い痛みに襲われるようになります。
関節の動きが悪くなり膝の曲げ伸ばしが困難になります。
こうなる前に実は気を付けなければいけない症状があります。
それが痛み予備群です。
動かしはじめにこわばる、なんとなく膝が重いという感じがだんだん痛みに変わっていきます。
急性の痛み、慢性の痛み、極度の痛み、こうした本格的な痛みの前に痛み予備群と呼ばれる、いわば前段階のようなものがあるんですね。
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痛み予備群の段階で対処するのが重要

早期治療という観点からは痛み予備群の段階で対処するのが重要です。
この時には症状としては違和感ですね。
比較的この段階では軟骨はさほど損傷していない場合が多いので、早期の治療によって改善する事が多くなっています。

治療の基本的な考え方・流れ

治療は主に4つの治療法で成り立っています。
運動、減量、薬、手術です。
痛みの病期別に選択する治療法がございます。
まず先ほどの痛み予備群。
この段階では基本的には薬、手術は必要ありません。
運動と減量でよくなります。
続いて急性の痛み。
膝関節がはれ上がるような炎症性の痛みです。
こういう痛みに対しては薬が比較的よく効きます。
痛みが慢性化した、あるいは更に痛くなって極度の痛みに発展した場合には、4つの治療法全てを組み合わせて痛みを和らげる事になってきます。
急性期のはれ上がっているような、熱を持っているような痛みの時は別にして、やはり運動というのは大変重要なんですね。

運動がすごく大事

運動療法の効果の研究結果を見てみます
運動するグループ、痛み止めをのむ薬のグループの2つのグループに分け、そしてその痛みの程度の変化を見たんですね。
治療開始後8週間すると、どちらのグループも痛みの程度は和らぐのですが、運動のグループは薬をのんでいるグループと比べて同等あるいはそれ以上の効果がある事がお分かりかと思います。
いかに運動の効果があるか、痛みを抑えていく効果があるかをよく表しています。
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