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人工的に作られた関節に置き換え

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60歳を過ぎた頃から次第にひざが痛くなり、つえやカートがなくては外出できなくなりました、内藤さんのひざは軟骨がすり減り、骨と骨がぶつかり合っています。
このため強い痛みが出ていました、脚が痛くて出歩く機会が減ってしまった内藤さん。
当時は今より6kg以上も太っていたと言います、その後自宅の階段の上り下りもつらくなるなど、日常生活に不自由を感じ始めた内藤さん。
83歳の時に左脚そして去年12月に右脚を、手術する事にしました。
内藤さんのひざです。
骨の一部を削り、人工的に作られた関節に置き換えました。
隙間には軟骨代わりにポリエチレンが使われています、手術後内藤さんのひざには驚きの変化が。
痛くて全く曲がらなかったひざが、こんなに曲がるようになりました、外に出る機会も増えたと言います。
家族と一緒に散歩や買い物にも、積極的に出かけられるようになりました。
お孫さん手作りの日記です。
天気や行き先歩数が一目で分かるようになっています。
一日20分2,000歩~3,000歩が目標です、いやいやよかったですね。
あんなにひざが曲がるし。
スタスタ歩いていらっしゃるしね。
この内藤さんの手術は人工ひざ関節という事ですが、どういうものなんですか?
具体的には。
こちらが内藤さんの脚に入っているものと同じ、人工関節です。
このように、主にチタンなどの合金で出来ているんですけど、曲げ伸ばしできるようになっています。
よく滑っているようですね。
その白いものがポリエチレンですか。
具体的な事ですが手術はひざの中で痛んでる箇所を。
ここですね。
そこのところを…。
削り取る?
骨を削って取りまして、このような人工の関節を入れていきます。
この空間のように見えるところがこのポリエチレンの白いもの?
はい。
その上で関節の機能を再び取り戻すという手術です。
手術後どれぐらいであんなにスタスタ歩けるようになりますか?
内藤さんの場合は約1か月半で、あんなふうに歩いていらっしゃいますけれども。
大したもんですね。
そうしますと、この手術は大変効果が高いと考えていいんでしょうか?
特に内藤さんのように治療意欲が非常に強い場合には、手術後約3週間で退院されております。
この手術ですがどんな時に手術を検討するのか、更に詳しく教えて頂けますか?
歩く時痛みが続くという事が一番大事です。
骨と骨がぶつかっているような場合ですね。
歩く事もなかなかできないというような場合に、手術の基準となります。
これが大事なんですけれども、手術後の生活がどのようにしたいかという、ご本人の治療意欲ですね。
リハビリテーションをきっちりされると、手術をして歩きたいというそういう意欲が大切です。