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喘息日記をつける

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そのほかに日常生活の中で、どんな事に注意すればいいですか?
自分の発作のリズムやパターンを知る事が大切です。
それによって発作を予防できる事もあります。
まずは喘息日記をつける事が重要です。
日記にはどんな事を書きますか?
例えば朝昼と胸苦しくそのあとにせきたんが強い場合。
このあとに発作が起こるような傾向があると、それに対処するために前もって誘因を避けたり、薬物を内服したりする事もできます。
その場合ここに薬を書いて頂くと後で分かりますので。
どういう状態だったのかどのように薬を使ったのか、自分の記録を眺める事ができる。
把握するのに大事ですよね。
そしてピークフローメーターという器具を使い、思い切り息を吐いた時のスピードを測ります。
気道が狭くなりますとこのスピードが落ちます。
これは家庭で持っていて自分で測ればいい訳ですね。
ご自宅で測って頂くものです。
吹き込めばいいんですか?
思い切り息を吐いて下さい。
短い時間でいいんですね?
なるべく短い時間でよろしいです。
はい吹きました。
出た値が、最大速度のピークフローという値になります。
これの数字が少ないと、気道が狭くなっている事が分かる訳ですね。
これを記録していけばいい訳ですね。
患者さんは自宅で朝昼夜など時間を決めてこれを測定します。
そして記録してもらいます。
気道が狭くなっていると値が低くなりますので、一目で分かります。
いろいろ伺ってまいりましたが、喘息発作が起きないようにうまくコントロールするポイントを、もう一度教えて下さい。
喘息治療のゴールは発作を上手にコントロールして、発作が起こらないようにする事です。
少しよくなったからといって薬をすぐにやめないで下さい。
発作が一度でもあれば、発作のコントロールが不十分であると考えられます。
完全に発作を抑えるという気持ちで、治療に臨んで頂けたらと思います。