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喘息のタイプにより原因が異なる

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更にぜん鳴といって呼吸をする時に、ゼェゼェヒューヒューという音が出るなどの特徴もあります。
そもそも喘息という病気は、どういう原因で起きてくるのでしょうか?
喘息のタイプにより原因が異なります。
大きくアトピー型と非アトピー型の2つに分けられます。
まずアトピー型は小児に多い特徴があります。
特定のアレルゲンが原因で起こるタイプです。
例えば…、一方非アトピー型は成人に多い特徴があり、特定のアレルゲンが明らかでないものです。
どちらのタイプも一旦喘息になりますと、発作の誘因としましては同じです。
発作のきっかけになる訳ですね。
例として…、せきが続いていましても私たち「風邪が治ってないのかしら」と、思ってしまう事も多いのですが、風邪とはどう区別すればいいんでしょうか?
確かに風邪との区別が非常に難しい事もあります。
しかし感染症で3週間以上続くせきはまれです。
従って3週間ほど、せきがこれまでないようなものが続くようでしたら、お近くの内科を受診して頂けたらと思います。
「せきが随分長い」という事で注意した方がいい訳ですよね。
さて喘息の診断ですけれども、どんな診察どんな検査になってきますか?
スパイロメトリー検査どんな検査なんでしょうか?
そして1秒間に吐ける空気の量を調べます。
気道が狭くなりますと吐ける量が減りますので、空気の量を数値化する事により、気道の狭さをある程度予想する事ができます。
年齢性別身長で基準値が決められておりますので、それと比較する事もできます。
スパイロメトリー検査教えて頂きました。
ほかにはどんな検査があるでしょう?
そしてアレルギーの有無を調べるため血液検査を行います。
例えば、ダニスギなどの花粉に対する特異的IgE抗体を調べます。
更にほかの疾患との鑑別のためにX線検査を行い、さて今度は治療ですけれどもどういった原則になりますか?
治療は薬物療法が中心となります。
発作を予防する薬で一番重要なのは吸入ステロイド薬です。
気道の慢性炎症を抑える事ができます。
それに加えて長時間作用性の気管支拡張薬や、アトピー型の場合抗アレルギー薬を加える事もあります。
発作がなくても気道の慢性炎症は常に存在しています。
発作のあるなしに関わらず薬を毎日使うのが基本です。
毎日使っていくんですね。
吸入ステロイド薬を用意して頂きました。
タイプがあるようですね。
こちらはエアゾール式といい霧状のものを噴霧するタイプです。
こちらはパウダー式といい粉状のものを吸い込むタイプです。
粉を吸い込む噴霧された液体を吸い込むという事ですね。
ただいずれもうまく吸えない方もあります。
そこでこのようなスペーサーという吸入補助具をエアゾール式につなぎ、中に薬を満たします。