「自殺を防ぐ!」という事が一つのテーマなんですが
もし向き合っている向こうの方から
「死にたいんだ」と言われた時はどうしたらよろしいですか?
そうですね。そういうふうに親しい方から言われる経験が
もしかしたら視聴者の方もあるかもしれませんけれども
大概そういう事を言われちゃうとあまりの重大な告白に
たじろいじゃう方が多いんですよね。ついつい
「そんな事言わないで」とか「そんな事ないでしょ」とか
あるいは「死ぬ気になれば何でもできるんだから
そんな事言っちゃ駄目」というふうになりがちですが
その方は多分一生懸命考えてようやくそういう事を
告白できたという事だと思うんですね。
ですからそれを静かにきちっと受け止めて…。
大事な事は批判とかお説教ではなくて
「そんな気持ちだったんだ。大変だったね」っていう
ねぎらいの言葉をかけられるというのが一番大事な事ですね。
亡くなる事という事だけは思いとどまってほしいですよね。

「うつ病の再発を防ぐには」
3人の専門家にそれぞれの立場で意見を伺いまして
議論を深めて頂きます。
うつ病を発症する人は多く
15人に1人程度が一生に一度はうつ病を発症します。
適切な治療を受ける事で改善する事も多いのですが…
うつ病の再発を防ぐにはどうすればよいのでしょうか?
皆さんよろしくお願い致します。
とりあえず「回復してよかったですね」という事で
一旦とどまるだろうと思いますがそこをとどまらずに
どのようにしていったらいいかという事になるかと思いますが
三村さんいかがですか?はい。
うつ病のいろいろな症状がある。そういう症状の出方というのは
割とその人のパターンというか特徴がありますので
例えば一番初めに眠れなくなってくるとか
食べれなくなってくるとかそういう中で自分なりに
これが出てきたら自分はまずいんだと。あるいは
ご家族で見ててこの人はこういう事が出てくると
そういううつの入り口にいるというような
その方なりの症状の特徴を見て
再発のサイン初期の症状を押さえておくと。
そういう意味では…
多少前向きな方向でバランスをとっていくというような事が
再発をうまく防ぐためには必要なんじゃないかなと思います。
岸さんはいかがでしょう?何ができましょうかね?
そうですね実はお酒が
あまりよくないんですよね。お酒ですか?ええ。
飲んだ時は抑制が外れるんでちょっと楽になるんです。
そのあとうつになりますので。
アルコール依存という病気もありますがそういう方は
やっぱりうつ病を合併しているという事が
ものすごく多いんですね。
落ち込むのは嫌なんでまた飲むという先ほど言いましたように
どんどん悪い循環にはまっていってしまうんですね。
あと眠れないっていう時にお酒を飲むんですが
実は眠りの質も悪くなりますし
早く目が覚めちゃったりというのがあって
非常にお酒は…実はよくないです。精神状態に。
アルコール依存あるいはそれによるうつ病というのも多いですし
先ほど自殺っていうのもありましたけど
実はお酒っていうのもすごく自殺と関連しているんです。