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うつ病治療 脳に電気刺激を加える

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こうした3本柱の治療に十分取り組む事で
どれぐらいの方がよくなられましょうかね?
多くの方がこういううつ状態
うつ病というのは基本的には
よくなる病気と考えて頂いていいと思いますので
改善していくのですけれども
そうは言ってもかなりな方が
お薬をいろいろ替えても症状が残る
難治性のうつ病といわざるをえない状態の方もおられます。
何か打つ手はないのでしょうか?
さまざまな特別な治療法も考案されていますが
その中で保険も通っていて最もよく使われている治療法が
こちらの…
どういう治療法でしょう?
名前で見ると非常に心配な治療のように聞こえますが
ご覧頂くように一般的には
この修正型というのは手術室で麻酔をかけて眠っている間に
脳に電気刺激を加えるという事で
筋弛緩薬といって筋肉をほぐす薬をうって行うので
けいれん療法といってもけいれんが起きる訳ではない。
脳を刺激して通電療法とか電気刺激療法というような
そう理解して頂いて結構だと思います。
かなり効果はあがっているのでしょうか?
お薬をいろいろ替えても
効果が乏しかったなかったような方が
かなり劇的に改善するという事は
経験しています。
副作用はないんですか?
一般的には非常に副作用は少ない
かえって少ないといわれているのですが
それでもやはりこの治療法によって
健忘症のような認知機能に影響が出るという事は
一部で指摘されていますので注意が必要です。
慶應病院では入院してくる患者さんのかなりな部分が
この電気刺激療法によって改善するという事がありまして
大体入院患者さんの3人に1人ぐらいが
この治療法を受けています。
団塊世代のうつ病の治療がきょうのテーマでしたが
注意すべきポイントを教えて頂けますか?
きょうはまずうつ病の治療法として
この3本柱という事をお話ししました。
その中で薬物療法についてはのみ合わせ
精神療法については考え方の癖
環境作りについては体力の低下やストレスへの対応という事なので
団塊世代の特徴を踏まえた上で
治療を主治医の先生と
じっくり相談していくのがよろしいかと思います。
やはり世代的にこういった特徴があると知った上で
主治医とよく相談したいですよね。