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精神療法でうつ病治療

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こういった精神療法で
団塊世代特有の難しさは何かあるんですか?
特有というよりも若い世代の方に比べると団塊の世代の方は
もうその考え方で十分なじんできている。
あるいはその考え方に
自信を持っておられたりという事がありますから
なかなか考え方の癖を変えるのが難しい場合もあります。
まあ精神療法というのは概して性格を変えるのではなくて
物の考え方を変えていくという事ですが
そこが柔軟性がうまくいかない場合が
しばしばあるという事です。
どうしても世代的にね。
こういった精神療法を受けたい場合
どこで受ける事ができますか?
一般の外来や入院での精神療法は
比較的多くのむしろほとんどのクリニックや病院で受けられますが
こちらのより専門性の高いものは
まだまだ専門的に実施できる施設は限られているので
主治医の先生あるいはその地域の精神保健センターのようなところで
どこでこういう事が可能なのか
聞いてごらんになるのがよろしいかと思います。
治療の3本柱最後になりますが
環境作りについてご説明頂けますか?
環境作りというのは
さまざまな状況でうつが生じる要因に対しての
対応をしていくという事ですが
まず何と言ってもうつ病では休養が重要といわれています。
つまり心身ともに十分休んで
自分自身の抵抗力が回復してくるのを待つ事が
まず基本的にあります。
ただその上である程度アクティブにやっていく。
そのためには特に団塊の世代の方たちというのは
体が弱っていたり
機能が低下していたりする事もあるので
むしろ安定した状況では
定期的な運動をして体を動かしていく事が
非常に重要であると考えられています。
また必ずしも体を動かすだけじゃなくて
さまざまな形で活性化を図る刺激をしていくという事で
対人関係…お友達とかあるいは社会への参加とか
そういった事によって
体も脳も刺激していく事が必要だといえます。