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一定の運動強度を超えると脂肪は燃焼されない

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運動負荷試験?
運動負荷試験ではその人に合った運動の強度や心拍数を、具体的な数値として知る事ができるんです。
更に運動負荷試験脂肪燃焼についても、こんな事が分かるんです。
今回協力して頂いたのは…、ふだんほとんど運動らしい運動はしていません。
運動負荷試験は心拍数のほか、心電図の記録と血圧の測定も行います。
またマスクをつけて吐く息の中の酸素や、炭酸ガスなどの成分を測定して、どれだけ脂肪が燃焼したかを調べます、藤代さんの安静時心拍数は…、この時の脂肪燃焼を示す値は1分当たり20mg以下でした、ではウオーキングスタート。
最初は時速1kmとゆっくり。
ここから1分ごとにスピードと傾斜を上げ、少しずつ運動強度を高めます、1分たったところでスピードは時速1.5kmで、緩やかな坂になりました。
心拍数は109に上昇。
脂肪燃焼を示す数値も200にまで上がりました、・足の疲れ息切れ少々出てきました?
まだない?
脂肪燃焼を示す数値もどんどん上がり、600近くになりました、運動強度が上がるにつれて心拍数は129まで上昇。
ところが脂肪燃焼を示す数値は、逆に減少し始めたのです、足の疲れ息切れ少々出てきました?
はい。
脂肪燃焼を示す数値は下がる一方で、これ以上スピードを上げても効果は見られないため、ここで検査終了です、検査の結果藤代さんの場合脂肪が最もよく燃焼するのは、心拍数120の時である事が分かりました、休憩のあと平たんな道で心拍数120になるスピード、およそ時速4kmで歩いて頂きました、程よい加減が今のでよく分かったんですが、合点がいかない事がございましたよ。
運動を強くすればするほど、脂肪はたくさん燃えるんだと思っていました。
そういう結果ではありませんでしたね。
実は一定の運動強度を超えてしまうと、脂肪はほとんど燃焼されなくなってしまうんですね。
糖質だけをエネルギー源として使う仕組みが、体の中にあります。
そして実は脂肪燃焼に効果的な心拍数が、安全にウオーキングを行う心拍数と一致しているんですね。
これは覚えておきたいですね。
安全な運動の心拍数が、実は脂肪もよく燃えているんだという事なんですね。
それではせっかくです歩く時のポイントを、教えて頂きましょう。
ポイントは2点。
まっすぐ遠くを見る事。
しっかり腕を振ると。
この2点を守って頂くのが一番大事かと思います。
最初のうちは姿勢をあまり考えずに、とにかく一生懸命歩くと。
そのうち姿勢はよくなっていくものです。
まず形を整えたりいろんな事あれこれ考えずに、とりあえず…。
やってみる。
歩いてみる。
遠くを見て腕を大きく振る。