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食後の高血糖状態もさまざまなリスクにつながる

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食後の血糖の過剰な上昇が認められます。
従って日内変動の幅が大変大きくなってくる訳です。
この幅が非常に大きいという事なんですね。
食後の高血糖状態もさまざまなリスクにつながるという事ですね。
日内変動は先ほどの指標の一つHbA1cを、測定しているだけでは分からないという事ですか?
HbA1cは1~2か月の血糖の平均値を反映しますけれども、細かな日内変動の幅は残念ながら知る事ができません。
では日内変動を知るにはどんな方法があるんでしょう?
実際に血糖値を自分で測って頂く方法がございます。
その血糖値を自分で測る機器ですけれども、いろんなタイプがあるんですが、まず血液を僅かに出すんですが、そのためにはこちらを使っていきます。
指先を消毒してこの先を当てまして、このボタンを押しますと中から針が出てきて一瞬刺さります。
飛び出す訳ですね針が。
それでここに血液がちょっと出てくる訳ですね。
この出てきた血液を今度はこちらの測定器を当てて、吸い取っていきます。
血液を吸い取る。
何秒か待ちますとこちらに、今採った血液の血糖値が表示されるという事になります。
これは食事の前後や朝起きた時など、こまめに測定してみましょう。
これによって日内変動、血糖の値が一日のうちでどう変化しているか、知る目安になりますね。
それでは血糖のきめ細かな管理について、さまざま伺ってまいりましたがポイントをまとめて頂きましょう。
ここにポイントを示します。
血糖値は糖尿病発症早期から、できるだけ積極的に下げて頂きたいと思います。
しかしながらその時に低血糖特に重症な低血糖は、避けて頂く事も重要だと思います。
また先ほど血糖を測って頂きましたけれども、この血糖の幅を小さくする。
食後の血糖値の上昇を抑制する事も必要となります。
糖尿病の場合血糖のきめ細かな管理以外にも、留意すべき点はございますか?
特に大血管障害の場合には、血圧が高いとか脂質の異常症がある事が、動脈硬化が進みやすい原因になっています。
こういった血圧や脂質の管理も、血糖と合わせてトータルで行うと、心筋梗塞の抑制効果があるという臨床試験が出ておりますので、トータルな管理も大変重要だと考える事ができます。