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インスリン抵抗性を改善するお薬

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ただお忙しい方ですと、1日1回の注射で少なくとも朝の血糖だけでも、下げてあげようという事も重要でして…、ですからとりあえずお忙しい方でしょうから、1日1回例えば夕食はほとんどおうちで召し上がるのでしたら、夕食の時に打って頂く。
ないしは、お忙しくて外食が多いのでしたらお帰り頂いて夜寝る前にでも、とにかくインスリンを打って頂いて、もし可能であれば朝の血糖もご自分でお測り頂いて、インスリンを打つ事によって、朝の血糖値がどのように変化するのかという事を、患者さんご自身に体験して頂くという事が、重要ではないかと思います。
すると河盛さんがおっしゃった、1日3回のタイプのインスリンとまたちょっと違うんですか?
作用時間のより長いインスリンを使う事が多いです。
インスリンの種類は…、いろいろあるんですね。
これらのものを、患者さんの生活に合わせてタイミングよく使う。
例えば持効型の溶解製剤を夜1回使うだけでも、先ほどのHbA1cであれば1%は確実に減らす事ができる。
従来の薬も併用しつつ?
はい。
インスリンを分泌する薬が、もし効果があればそれを併用した方がいいでしょうし、インスリン抵抗性を改善するお薬というのもインスリンの作用を、より高めるという事で薬剤をそのまま使いながら、1日1回のインスリンでインスリンの効果を実際に感じて頂くという事が、重要ではないかと思います。
なるほどね。
じゃあもう一人稲垣さん。
もう一度見せて頂けますか?
インスリンではありませんね。
これはどういう事ですか?
インクレチン関連薬というのは今日のお話の中でも、DPP-4阻害薬というのみ薬と、GLP-1受容体作動薬という注射薬があるという、お話をさせて頂きましたけれども特に私はこの場面では、注射薬であるGLP-1受容体作動薬を、使ってみたいと思います。
インスリンはどうしても量が多くなり過ぎますと、低血糖を起こす危険性がありますね。
それに対して…、そして注射薬はのみ薬に比べても、血糖を下げる効果が強くそして先ほどのお話にもありましたが、食欲を抑える。
場合によっては体重減少が期待できるという事。
そういった事もこの患者さんのように、食べて肥満を有するような方には、使いやすいんじゃないかと思います。
それに加えて、この注射薬は1日に1回、あるいは多くても2回の注射で済みますし、更にインスリンのように容量の調節が不要ですので、決まった量を毎日打つと。
非常に簡単であるところが特徴だと思います。
稲垣さんだけはインスリンではなくてというお話ですが、インスリン派のお二人はその辺りはどうでしょう?
河盛さん。
インクレチン関連薬もすばらしいお薬です。
でもターゲットはやはりすい臓なんですね。
すい臓のインスリンを分泌する細胞が、疲れきって疲労困ぱいに陥ってしまっていると、有効でないケースもあります。
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