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指の関節に硬い症状がある場合

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確かに遅れてばねのようにピーンとはねる感じなんですね。
どうしてこういうふうになってしまうんですか?
健康な状態の方というのは、指を包む腱鞘の中をスムーズに動いている訳ですけれども、ところが腱鞘炎という状態になりますと、腱鞘がむくむ場合それから腱がむくむ場合によって、腱鞘の中を腱の通過がしにくい状態になります。
更に症状が進んだ場合には、腱が引っかかって動かない状態になるんですが、それを無理やり力づくで動かそうとした時に、先ほどの映像のように指を伸ばしたり曲げたりする時に、ばねがはじけたような感じになるという事になります。
では腱鞘炎というのはむくんでいるという事が、原因だという事なんですね。
治療はどんな事をするんですか?
使いすぎがもし原因であれば…、お風呂ぐらいの熱めのお湯の中に入れて手指を動かす事で、血流の改善が図られますのでそれもお勧めをしています。
では実際にどんなふうにやるのか見ていきましょう。
このお湯の中に手を入れていきます。
手指をゆっくりグーパーの運動…、10分くらいやって頂くという事です。
ゆっくりこうやって握ったり開いたりを、繰り返すという事ですね。
指の関節に硬い症状がある場合には、指を反対側の手でつかんで、指を引っ張って伸ばして頂く事もお勧めをしております。
このように…、症状は朝方が一番強い事が多いので…、湿布を貼ったりして冷やすというのはどうなんでしょうか?
冷やすとかえって悪くなる事が多い印象を持っておりますので、基本的にはお勧めをしてはおりません。
そのほかには治療はどんな事があるでしょうか?
痛みやこわばりばね指の症状がはっきりあるような場合には、腱鞘の中にステロイドを注入するという方法をしております。
ステロイドのお薬を入れているところですけれども、これはちょうど腱と腱鞘の間を狙って注射をしております。
その頻度は…、注射の合計回数は…、多くの場合はこの治療でよくなる事が多いと思います。
ステロイドでむくみをとっていくという事になるんですね。
また手術をする事もあるんですか?
残念ながら注射で治療ができなかった場合には、手術で腱鞘の中央の部分に割を入れまして、そうする事によって腱の引っかかりをとって、腱がスムーズに動くようにするという事をやっております。
手術中に患者さんに声をかけまして、実際に患者さん自身に動かしてもらって、症状がとれてるかどうかを確認するようにもしてます。
続いては手根管症候群について伺っていこうと思います。
手根管症候群は神経の病気だという事ですが、まず症状から見ていきましょう。
はいそうですね。
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