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糖尿病のある人はバイパスグラフト

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ここからお薬が溶けだしてくるとおっしゃいましたが、そういうタイプのものを入れた場合でも、服薬は必要なんですか?
そうです。
長期にわたって金属が残っている訳ですので、それに対して血栓出来ないように、また生活習慣も変える必要はあります。
長期間にわたるそういったケアは必要だという事ですね。
バイパス治療そしてカテーテル治療について、伺ってきた訳ですけれども。
実際治療法を選択しなきゃいけない場になった時に、どちらを選べばいいのかこの考え方、どういうふうにしていけばいいでしょうね?
ここの表にそれぞれの治療の優劣をお示ししました。
バイパス手術は体を切り胸を開いて手術をしますので…、カテーテル治療はあの細い管を通すだけですので、大変小さいです。
一方先ほど申し上げた、長期間にわたり抗血小板薬をのまなければいけないのが、カテーテル治療の欠点ではあります。
バイパス手術は内胸動脈を用いると、ほぼ一生用いる一生機能する血管で、その薬の必要性はありません。
再発も違いがあるんですね。
気になりますね。
特にバイパス手術で内胸動脈を用いますと、先ほども申し上げたとおり病気の部分は触っていないので、健康なバイパスでグラフトで血液が確保されるために、再発は少ないです。
一方カテーテル治療は病変の部分にステントを置いてますので、再度そこが狭くなるあるいはその周辺が狭くなる事が起きて、再発は多いという事になります。
ここの項目はいかがでしょう?
従ってこれらを勘案して、特に冠動脈の複数の場所にあれば再発が多くなりますので、バイパス手術が有効になります。
糖尿病のある人などは、冠動脈の病気が前兆に及んでおりますので、これもバイパスグラフトのいい適用です。
カテーテル治療は何よりも体の負担が少ないのです。
ほかに病気がある場合は選択されますし、1本2本の少ない狭さくの場合にはこれもいいと思います。
加えて心筋梗塞の場合には直ちに血液を回復する。
それにおいては大変重要な治療法になっております。
それでは今日のまとめをお願いしましょう。
これが重要です。
患者さんは、できるだけ負担の少ない治療を選択されがちですけども、将来を見据えてライフスタイルを重視して、選択して頂きたい。
それには、医師との十分な相談が必要かと思います。
心臓の中にある弁の病気。
その手術についてお伝えしていきます。