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過食症と拒食症 共に摂食障害

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摂食障害の典型的な例

Aさん 身長160cm体重38kg
大変やせています。友達はダイエットのし過ぎではないかと心配しているんですが、これはちょっとダイエットの度が過ぎている印象がありますよね。

Bさん 身長158cm体重52kg
標準的で一見健康そうですが、大量の食事してしまう。普通はとても一度に食べられる量ではないものを食べてしまう。

Aさんは極端に食事の量が少ない。Bさんは食べ過ぎという対照的なんですが、AさんBさん共に摂食障害なんです。
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過食症と拒食症 共に摂食障害

少し説明させて頂きますが、Aさんの場合はこんなにやせているのにまだ太っていると思い込んでいまして、極端に食事量を減らしてしまう。いわゆる「拒食症」という状態なんです。
更にやせようと思って、拒食を続けたり、過剰な運動を続けたりするという状態になっている訳です。運動も過剰にする。
Bさんの場合は非常にたくさんの量の食べ物を食べていましたが、実は食べたあとに隠れて吐いていらっしゃったんですね。
この方も体重が増える事への恐怖心が非常に強いので、そういう事を起こしてしまう。
そして過食をして吐いたり絶食したりを繰り返しているのが「過食症」という病態なんですね。

過食症と拒食症に共通するものは肥満恐怖

両方のタイプ共に、太る事が怖いという肥満恐怖というんですが、それが共通している事です。
それと拒食症から過食症へ移行するケースも少なくない事なんですね。

摂食障害は増える傾向にある

摂食障害はだいぶ増えてきていると思います。
拒食症の場合は体重を増やさなきゃいけない。それが恐ろしい。
過食症の場合は隠れて過食をしているという事でなかなか医療機関を受診されないんですね。
ですから実際は数倍の患者さんがいると考えられています。
明らかにならない背景に大変たくさんの患者さんがいるという事です。

摂食障害は若い女性に多い

拒食症の場合は大体10代後半~20代前半。
過食症の場合は少し上で20歳以上という事なんですね。
最近では小学生とか年配の女性、例えば70代の女性が発症したりとか非常に低年齢化、高齢化しております。
やはり高齢化社会の中のそういった現象もある訳です。