気付かないうちに忍び寄るロコモ

Bさんの場合はどうも病気という事ではなさそうです。
ちょっとつまずかれたりで特に痛みなどない訳です。
ところが最近ふらつきなどを感じる。
つまずきやすくなっているという事ですから、先ほどのロコモの要因のうちの、筋力とかバランス能力が衰えている可能性がある訳です。
Bさんの場合は骨や関節の病気はないんですが、筋力の衰えとかバランス能力の低下がある訳ですから、これでロコモになっている可能性が高い訳ですね。
ところが骨や関節の病気がないような場合は、この2つの事はなかなか気付きにくいんですね。
気付きにくいというのが非常に問題で、これがロコモを気付きにくくしている事にもなる訳です。
こうしたはっきりした病気がない事で、ご年齢が80を越えていらっしゃったりすると、つまずいたりする程度であまり気にしませんよね。
「ちょっと年かな?」という事で。
そういった事を過ごしていく時間のうちに、ロコモの危険性がしのびよってきている訳ですね。
こういう事は転倒や骨折の原因にもなりますから、その事によって要介護になったり、寝たきりになったりする危険が高まってきている訳ですね。
自分の変化に気付きにくいので注意が必要です。

どうしたら寝たきりになるリスクを下げる事ができるか?

まず自分の筋力、それからバランス能力の現在の状態を知る事が大切ですね。
もしそれでそういう事が低下しているようでしたら、それに早く気付いて対策をとる事が必要ですね。
具体的に言いますと、例えば筋力やバランス能力であると、それに対するトレーニングをする事が大切ですね。
ご年齢が81歳でもトレーニングで強化する事ができます。
骨や筋肉中でも筋肉は年齢がいっていても、鍛える事によって十分回復して、筋力の衰えをまた戻す事ができます。

どんなトレーニングをすればいいか?

一番有名で一番効果的であるのは、太ももとかお尻の大きな筋肉を鍛えるスクワットというのがあるんですが、例えばあれをゆっくりしたスクワットを一セット5~6回、一日に3セットぐらいやると、特に下半身の筋力が非常に回復すると思います。
例えば膝が悪くて膝の治療はしているけど、筋力トレーニングなんていうのはした事がない人がいらっしゃって、膝の治療をしながら筋力もトレーニングしましょうとスクワットを始めました。
そうしますと3週間後には、まず歩く姿が違いますね。
立ち姿も違いますし、痛みも減って痛み止めの量も減ったという事があります。
なので鍛える事によって、いくつになっても、しかも病気もあっても十分に回復する事が、こういう例からも分かると思いますね。
ですので今更遅いっていう事はないんですね。