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心電図で心臓の状態を見ながら、慎重にウオーキングや自転車こぎを行い、これを毎日続けます。
そして退院後は、通院で1~2日。
あとは自宅などで運動を行い、週に合計で3~7日の運動を続けていきます。
通院によるリハビリは原則手術後5か月までは、保険適用で受ける事ができます。
通院でのプログラム終了後も週に3日以上は、自分で運動療法を続けていく事が大切です。
この流れを見ますと退院したあとも在宅。
自分自身でこの運動を続けていく事が必要なんですね。
これ安全に行えるんでしょうか?
そのために心肺運動負荷試験を行います。
これによって安全な運動負荷の度合いを見て、適切な目標心拍数を決める訳です。
どんな運動が適切なのかを教えて頂けますか。
ここにありますけれども有酸素運動ですね。
その代表はウオーキングですけれどもこういったニコニコペースで、お話ができるぐらいの強さの運動という事になります。
顔をしかめなきゃいけないような苦しい運動ではないんですね。
特にどんな事がポイントになりますか?
運動の初め3分間ぐらいは徐々にペースを上げて頂いて。
いわゆるウオーミングアップですね。
そのとおりです。
そのあとはクールダウンといって徐々に運動を休んで頂く。
そういう事はけがの防止などにつながってくる訳ですね。
急激に始める急激にやめる。
これは避けるという事ですよね。
ほかにもどんな運動がありますか?
サイクリングや水中ウオーキングも有酸素運動の代表ですけれども、これは自分で強さを調節しやすいという利点があるんですね。
また専門医の許可が得られれば軽い程度であるならば、こういったエアロビクス水泳ジョギングゴルフハイキング、こういったものもやって構わない訳です。
逆に避けた方がいいタイプの運動を教えて頂きますと?
このように顔をしかめて苦しく頑張るような、短距離走みたいなものですね。
あるいは腹筋腕立てのような息を止めて頑張ってしまうもの。
心臓に負担をかけますので避けて頂きたいと思うんですね。
よく推奨されます筋トレこれはいかがでしょう?
高齢者や虚弱の方には筋トレは非常に大事ですね。
その時にも息を止めずに自然の呼吸でやってもらう分には、これは安全で大丈夫だといわれています。
緩やかなものがいいという事でしょうね。
歯を食いしばらないという事ですね。
さあ運動の程度時間の目安を更に詳しく教えて頂きましょう。
基本は「楽である」から「ややきつい」ぐらいの自覚症状。
1回で10分以上。
ウオーキングの場合ですね。
1日に30~60分。
1週間の総計で、約180分ぐらいできれば理想という事になります。
ただいろいろ病気がございました。
慢性心不全の方などございますね。
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