尿もれ　ＴＶＴ手術とＴＯＴ手術

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そして膣の方から下腹部の傷の方に…。
先ほどのテープですね。
このように通していくんですね。
こういうふうに通す事で…。
ちょっとここが違いますかね？
この中を通っていくんですかね。
あホントだ。
このテープで尿道を支えるように通していくという事なんですね。
すみませんありがとうございます。
ここがこうなってる感じですか？
そうですね。
そして下腹部の切開のところにテープを出していくという事ですね。
これですとテープは膀胱の近くを通っていく事になりますよね。
ＴＶＴ手術はテープを下腹部に出すので、膀胱を傷つけたり…、このテープですがどのように固定していくんですか？
特に固定はしないんですね。
このメッシュの編み目の中や編み目の周りに、コラーゲンなどご自分の結合組織を巻いて、しっかり全体でくっつくという事です。
自分の組織がここにできてくる事で固定されるんですね。
ではこういった状態で腹圧をかけてみましょう。
グラグラしなくなりましたね。
なるほど。
このようにして尿道を支えるという事なんですね。
…で尿もれが起きにくくなると。
これがＴＶＴ手術です。
ではＴＯＴ手術についても教えて下さい。
このテープの通り道が変わるという事なんですね。
ちょっと下の方を通る感じですか？
そうです。
切開については脚の付け根に、５ｍｍの傷が２つという事になりますね。
骨の閉鎖孔という穴を通る事になります。
ここからテープが出てくるという事ですね。
ＴＯＴ手術は膀胱の近くをテープが通らないという事なんですね。
ではこのような状態で腹圧をかけてみましょう。
やはりテープがきちんと支えているので、ぐらつかないという事になるんですね。
このＴＶＴ手術ＴＯＴ手術教えて頂きましたが、臓器を傷つける心配がないという点では、あとから教えて頂いたＴＯＴ手術の方が、メリットがあるようにも思いますがどうなんでしょうか？
ＴＯＴ手術には臓器を傷つけないというメリットが、非常に大きいんですよね。
ただ最近ではＴＶＴ手術でも、針を細くする事でその危険を減らす努力もされていますが…、上の方からきちんと支えられる事になるんでしょうか。
さあ入院期間などはどうなっているんですか？
当院は３日で行っていますが、７日間ぐらいの入院にされる施設もあります。
実は加藤さんご自身も、このＴＶＴ手術を受けられたという事ですよね。
いかがですか？
傷の痛みは大した事なくて、１週間したら手術したのを忘れてるぐらいでした。
３連休前に手術を受けたんですけれども、休み明けには通常業務に復帰できて、これなら働く女性にもお勧めしてもいいかなと思って。
仕事に支障があるスポーツがうまくできないという方の場合は、手術をする事で生活の範囲がぐっと広がるといった声を、よくお伺いします。
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