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内視鏡で切除する手術はどんな手術

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こちらは進行がんなので明らかにがんだと思うのですが、こちらのような場合は組織を見て、がんかどうかを最終的に判断します。
それによってがんであれば今ではこのような病気は、内視鏡で切除するようになってきました。
内視鏡で切除する手術はどんな手術なのでしょうか?
今一般的に行われている胃がんに対する内視鏡手術は…、映像がありますので見てみましょう。
こちら胃の出口の方にある小さな胃がんです。
これは小さな病気ですけれども通常この病気の周りに、ここまでは最低切除しますよという事で、今電気メスでマークをしております。
焦がしているだけなのですがこうする事によって、最低ここまで切除するというラインを決めます。
胃の皮自体は7mmぐらいしかありませんので、これをはぎ取ってくると胃に穴が開く可能性がありますので、生理食塩水を入れて少し浮かせます。
そうする事によって粘膜を切開します。
これ剥がしていくようになるんですね。
魚を3枚におろすような感じと思って頂ければと思います。
早期のがんの場合は、どれぐらいの割合で切除できるものなのでしょうか?
EMRという以前の方法ですと早期がんの1割が、内視鏡で切除できていました。
ただこの方法になりまして、より大きなものも切除できるようになったので、現在では早期がんの約6割がこの方法によって、つまり内視鏡的におなかを切らずに、胃袋を切る事なく切除するという時代になってきました。
内視鏡のメリットはよく分かりました。
内視鏡を受ける事になった場合の注意事項など、教えて頂きたいのですがまず準備としては、どんな事から始まるでしょうか?
まず前日なんですけれども…、それから当日当然朝食は抜いて頂きます。
そのかわりお水お茶は脱水予防のために、むしろ飲んで頂くように今は指導しております。
お水お茶は大丈夫という事なんですね。
薬をのんでいらっしゃる方も多いと思うんですけれども、これはどうしたらいいですか?
一番問題なのは糖尿病のお薬と血をサラサラにするお薬なのですが、こちらは中止して下さいという指示か、のんで下さいという指示がありますので、担当の先生に相談して頂くのがいいと思います。
やはり薬をのんでいたらこういった薬をのんでいますと、相談した方がいいですね。
はい相談して下さい。
のんでる事のまなかった事による副作用が出ますので、その辺しっかり相談した上で指示に従って頂く事が肝心です。
では検査の当日はどうでしょうか?
当日胃の動きを止めるために注射をうったり、患者さんの希望で鎮静剤という軽い眠り薬をうちますので、そのあと車を運転して帰って頂く訳にいきませんので、検査を受けるご本人は運転しないで来て頂くと。