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慢性中耳炎といった中耳炎の特徴

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これは管なんですね。
この耳管には2つの機能がございまして圧の調節と、中耳でたまった分泌物をこちらに排出する機能がございます。
鼻の方に流していく訳ですね。
これらが障害されますと、滲出性中耳炎になります。
液体がたまってくる状態ですね。
この機能がなぜ悪くなってくるんですかね?
いくつか原因がございますが一つは先ほど申し上げました、こちら側は鼻の裏咽頭側につながっておりますので、そちらで炎症があってもやはり耳管の炎症を起こして、その結果として耳管機能が悪くなりますし、もう一つは高齢者に多いのですが耳管はふだんは閉じていて、あくびをした時に開く筋肉がございまして、それが弱くなる事もございます。
あるいは非常にまれですが、鼻の裏側耳管の開いているところ上咽頭といいますが、そこにがんができて上咽頭がんという事で、その症状として滲出性中耳炎が発症する場合もございます。
滲出性中耳炎は耳がつまったような感じがするという症状、ありましたけれどもほかに何か症状はあるんですか?
ここに書いてございますが液体がたまる事によって、耳がつまった感じなどがございますが、実際には痛みや発熱後ほどお話ししますが、急性中耳炎といった症状はございませんので、特にお子様の場合には発見しづらい事になります。
お子さんの場合は異常の訴えが出にくい訳ですね。
それではほかのタイプの中耳炎もご説明頂きましょう。
急性中耳炎これはどういったタイプでしょう?
こちらは先ほどの滲出性中耳炎でございますが、これは細菌ウイルスなどの感染が先ほどの耳管を通して、中耳に炎症が波及しその結果中にうみがたまるという事です。
具体的にはどこに炎症が起きるかという事ですが?
実際には先ほどの耳管から細菌ウイルスが上がってきまして、その結果ここにあります中耳耳管自体にもですが、ここに炎症を起こす事になります。
そうしますとどんな症状が出てきますか?
その結果としてこの中にうみがたまります。
その結果耳がつまった感じ。
そして一番大きな特徴は耳の痛みです。
うみが更にたまりますと鼓膜が破れます。
破れた結果外耳道側に耳だれ。
うみが漏れてくる。
特に小さなお子様で注意を要するのは、非常に高い発熱頭痛という症状を呈してまいります。
では次ですね。
タイプの中の3つ目になります。
慢性中耳炎といった中耳炎これはどういう特徴ですか?
急性中耳炎が3か月以上続いた場合を、慢性中耳炎という事になります。
これはどんな状態になっているという事なんですか?
ここに鼓膜がございますがこの鼓膜に穴が開きます。
その結果としてしばしば耳だれ耳漏を繰り返す。
そして穴のために聴力も障害されるという症状です。

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