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血管の健康と結び付く数字

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これまでは健診というのは、病気の早期発見や早期治療を目的とした健診でした。
病気を早く見つけましょうという事ですね。
ところが新しい健診というのは先ほどのデータをご覧頂いたとおり、そういう事を予防していきたいという事がありますので、明らかな病気ではなくとも生活習慣を変えて頂いて、将来の病気を予防して頂きたい対象の方を見つける、いわば保健指導の対象者を見つけるための、予防を重視した健診というふうになっています。
こちら生活習慣病という言葉があります。
今のままの生活習慣を続けると、将来病気になる可能性がありますよという事。
特にその病気の中でもキーワードは血管です。
健診結果を見て頂きますと、自分がどういうふうに血管を傷めているのか、あるいは血管を傷ませないで済むようなキーワードが、たくさん隠されてる訳ですね。
なるほど。
健診の結果といいますと、先ほど久田さんの人間ドックの結果もありましたが、「どこか異常値はないか?あないから大丈夫だ」、というふうにしか見てませんでしたね。
その値だけを見がちですよね。
血管の健康と結び付く数字がいろいろあるという事です。
こちらです。
さあこれはどういう状態なんでしょうか?
もともと血管の内腔これだけあるんですけれども。
輪切りにして見てますね。
血管を輪切りにしています。
実はこれだけ垢のようなものが詰まってしまっている状態です。
残念ながら血管の血液が流れているのは、これだけになってしまっているという事になります。
なんと本来これだけの部分を血液が流れなきゃいけないのに、ここだけになっているというショッキングな血管の状態ですよね。
その先の臓器に、栄養が行きにくくなってしまっている状態です。
誠に心細い流れですがこういう状態の血管になるには、段階があるんですね。
そうですね。
いきなりこういうふうな血管にはなりません。
非常に長い経過をたどって、このように少しずつ血管は傷んでいきます。
脳卒中の方がある日突然倒れたという事を、よくおっしゃるんですが実はそうではなくて、段階を経てその状態に至っているというのが血管の病気です。
その段階を見てみましょう。
勉強しましょう。
こちらです。
今度は横に切っているとイメージして下さい。
左側の方が健康な血管。
それが徐々に右の方にいくに従って、病気になっていくというイメージで見て下さい。
血管も広くサラサラと血液が流れておりますね。
だんだん狭くなっていく様子が分かって頂けると思います。
まずこの血管の傷み具合を大きく4つの段階に分けて、皆さんに考えて頂きたいと思います。
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血管
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