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腱板断裂の運動療法

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腱板断裂 保存療法の大きな柱「運動療法」

腱板が切れているにもかかわらず運動をしていくんだというこのねらいは、切れた腱板の筋力を残りの部分で補うのが目的です。
これは少しずつやれば少なくとも日常生活に支障がない程度までは回復致します。
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腱板断裂の運動療法とはどんな運動?

腱板の機能を高める訓練
痛みが出ない程度に行って下さい。
まず腕を伸ばしてやや開きます。
この時親指の方を下に向けて下さい。
そして両腕を一緒に上げていきます。
水平になるくらいまで上げてまた下ろします。
このようにしますと前の部分そして後ろの部分の腱板を鍛える事ができます。
両腕で行って下さいね。
これが無理なくできるようであればペットボトルに水の量を調整して持ってやはり親指を下の方に向けて行って下さい。

次の運動 机と椅子を使っていきます。
机の角端の方に腰掛けて下さい。
そして腕。脇腹にくっつけて肘を直角に曲げます。
そして机の角に手を当てて机を押すようにして下さい。
押すようにですね。
これは肘脇をきちんとつけて行って下さい。
これで前の部分の腱板が鍛えられます。
これを繰り返し行って下さい。
次は後ろの部分の腱板を鍛えるために
今度は手の甲の所で。こちら側で同じように脇につけて直角に曲げてそして押していきます。
そしてまた離して押します。こうする事で背中側の腱板が鍛えられます。
繰り返して下さい。

非常に軽い運動で腱板を鍛えられるのか?

鍛えると言うと非常に大幅に筋力を増強させるというイメージがありますがここでの運動というのはあくまでも日常生活で不便な人を正常に回復させるのが目標です。
ですからダンベルなどを用いてやるという重い負荷をかけるというのは避けて頂きたいと思います。
筋トレだというようなイメージでやってはかえって痛めてしまいます。

この軽い運動、どれぐらいの分量やれば良い?

いずれもあまりやり過ぎないという事ですね。
それと痛みをあまり感じないようにしながらやるというのがもう一つのポイントです。

腱板断裂は保存療法・運動療法で7~8割の人が回復

保存療法・運動療法を続けていく事で肩の機能は回復します。
適切な保存療法で大体7~8割ぐらいの人が回復しますので決して無理をしない適切な運動というのを是非頑張ってやって頂きたいと思います。
7~8割の人がよくなるというのは希望ですよね。