五十肩と腱板断裂という病気

五十肩と腱板断裂は症状は似ていますが治療法が違うので、やはりきちんと診断をつける事が大切なんです。
腱板断裂という肩のトラブル、一体何が起きているのか。そして治療の流れはどうなるのか。

あまり耳にする病名ではありませんが、肩の病気の中では五十肩に次いで多い病気です。
腱板断裂は50代から始まりますが60代70代と年齢を重ねるに従って多くなり始めまして加齢とともに増加致します。

腱板断裂の症状

腱板断裂と診断された人の例
ある日腕をふと伸ばした時に肩の筋を違えたような痛みが走りました。
そして受診をしたところ腱板断裂と診断された。
この男性腱板断裂と診断がつきました。これは肩の使い過ぎが原因の一つと考えられています。
男性である事。それから利き腕であるというのがより起きやすいという事が分かっています。
この方の発症ですが肩の筋を違えたような痛みが走った。それだけが直接の原因とは思えません。
腱板断裂の場合は患者さんの約1/3ですが転倒などの外からの強い力が加わって断裂が起きる事がありますが残りの2/3は単なる加齢で起きる事が分かっています。
年を重ねると起きてくるという事はこれはもう誰にでも起きうると考えなきゃいけませんね。

最近の調査では50代で約1割80代になりますと約3割ぐらいが断裂がもう既に起き始めているという事が分かっています。
ただ無症状のまま痛みのない人がほとんどです。
断裂が一旦起きてしまうと自然に修復する事はありません。
逆にその孔が平均で1年に大体2~3mmぐらい少しずつ大きくなってくる事が分かってきました。
ちょっとほっておけない気分になりますよね。

腱板断裂は腱板が切れる病気

腱板断裂というのは肩にある腱板という筋肉が切れる病気です。
肩は肩甲骨と上腕骨、更に鎖骨があります。
腱板とは上腕骨についている筋肉なんですね。
肩が安定して動くためにとても大切なものです。
この腱板の骨とついている部分が切れてその部分に炎症が起きるのが腱板断裂です。
腱板というのは肩関節を前から後ろの方に囲むように4つあるんですが一番断裂が起きやすいのが肩の上の方にある腱板なんです。
断裂といいますし切れるともいいますのでこれはいわゆるアキレスけんが切れるようにブツッと切れてしまうというイメージではなく、断裂という言葉を使っておりますが実際は靴下の裏がはき過ぎで穴が開くのに似たイメージです。
実際には骨から腱板が剥がれてしまう。それで孔が開いてしまうという事が起こっています。

腱板が骨から剥がれてしまうとどんな不都合が起きる?

じっとしてても肩に痛みがある。更に動かすと痛みが増加する。
更に腱板というのは腕を上げる機能がありますのでそれがないと腕を上げ続けるという事、例えば棚のものを取ったりそういう時の筋力が低下するという事が見られます。
日常生活には相当支障が出ますよね。