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五十肩 急性期は薬物療法

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五十肩の急性期は薬物療法

3つの期間に分けて説明を行いたいと思いますがまず急性期には薬物療法を行います。
これは消炎鎮痛剤を含んだのみ薬とか貼り薬を用いますがそれ以外に注射療法を行います。
こうしたものを個人によって違いますが急性期の間おおまかな目安ですが約3か月ぐらい用います。
炎症は関節包の炎症が基本になっていますからその炎症がありますと肩関節の活動というか滑りが悪くなるという事が起こります。
ヒアルロン酸によってその滑りをよくする効果をねらっています。
ステロイド剤というのはそのもの自身が炎症を抑えるという効果がありますのでそういうふうな事をねらっています。
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こうした薬を使っていく事で問題になる副作用は?

まずこの消炎鎮痛剤というのがございますがこれは長期に用いますと胃炎を含めた胃腸障害というのを起こしてきます。
それとあとこのステロイドは一時的に血糖値を上げる事が分かっていまして糖尿病の人とかは内科の先生方と相談されて使い方を決めるというふうになります。
ステロイドを何回も大量に投与するとけん板のけんそのものを痛めてしまうという事が分かっていますから大体おおまかに1週間に1度ぐらいを4~5回ぐらいまで使うのを目安にしています。

運動療法安静

五十肩を起こした場合動かした方がむしろいいんだよとよく聞くんですけどね。
急性期は基本的に安静というのが基本になります。
まず肩は動かさないと固まってしまうという事で動かさないと駄目という強迫観念から無理やりに動かす人がおられますがこれをしてしまうと肩を動かすとすごく痛いというのが潜在意識の中に残ってしまいましてそれでそのあとの慢性期本当に運動療法が必要な時期に十分な運動が行えないという事が起こります。
また運動を行う事によって関節包の炎症そのものを少し強くさせるという事からもやはり注意が必要です。
この時期は無理に動かすと悪化させると考えていい訳ですね。