スポンサーリンク

肩の3つの病気「五十肩、腱板断裂、石灰腱炎」

スポンサーリンク

肩関節の病気 具体的にどんな悩みがあるのか?

58歳の会社員Aさんのケースです。
肩から腕にかけて少し痛みを感じました。
Aさんは医師の診察を受ける事になりました。
そこで五十肩と診断されたんです。
しかしあまりに痛みが長引くために別の病院で詳しい検査を受けると腱板断裂という診断をされたんです。
[ad#naka]

五十肩ではなく 腱板断裂

夜も眠れないほど痛いという激しい症状。
最初五十肩だろうという診断だったんですが後ほど違う診断が出ました。腱板断裂。
この2つの病気を見分けるのはかなり難しいと思います。
病院に行く皆さん方は痛みをなんとかとってほしいという事で行くが、2つの病気の症状が非常に似通っているという特徴があります。

3つの肩の病気は全て肩関節に起こる

しかしその炎症の場所とか原因は全く異なっています。
肩は大きく分けて3つの骨があります。
肩関節というのは肩甲骨と上腕骨の間の部分。これが肩関節といいます。
肩関節の周りは関節包と書いてありますが
骨と骨をつなぐ一つの袋のようなもので覆われています。
この辺の部分が覆われている訳ですね。
全周覆っている状態ですね。
更に関節包の上にけん板という組織があると。これがあるために肩関節は安定した動きができるという構造です。

3つの病気 どこにトラブルが起きているのか?

まず五十肩は関節包の炎症が主体になります。関節包が炎症によって非常に拘縮するという状態に…。拘縮というのは縮み上がるという事。
腱板断裂はけん板という部分ですね。本来骨にくっつかなければいけない所なんですが切れて少し縮み上がったような状態になってるという事です。それによってその周囲に炎症が起こるトラブルですね。
もう一つ石灰腱炎はけん板のけんの部分の中に石灰が沈着してそれが炎症を起こすという病態です。