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乾癬の基本的な治療方法

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乾癬は皮膚の新陳代謝が進み過ぎて異常な症状が出る

正常の皮膚では表皮細胞が下の方で分裂してどんどん上に上がっていって角質層として剥がれ落ちます。
それまでに大体45日かかるのですが、その速度が異常に高進して8倍から10倍短縮しています。猛烈なスピードです。
これを引き起こすのに免疫に関係する特殊なT細胞、Tリンパ球が関与している事が分かっています。
そのTリンパ球の活動を高めるために必要なのが、我々の体に必要な物質ですがTNFαという炎症を起こす物質です。
これが異常にここにたまっているという事です。
このTNFαというのは、リンパ球や表皮細胞から作り出されている事も知られています。
猛烈なスピードで皮膚の新陳代謝が進み過ぎるために、皮膚の異常が起きるというイメージですね。
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乾癬を発症する理由

実際にはまだ明確にはなっていませんけども、乾癬になりやすい体質があって、それに外部からのいろんな刺激が加わってこの病気が起きるといわれています。

生活習慣やストレスで乾癬を発症することも

仕事上もしくは家庭内でのストレスだとか、不規則な生活というのが原因として多いのですけども、それ以外に喫煙、偏った食生活、風邪などの感染症、場合によっては特殊な薬剤の使用によって起こる場合があるといわれています。
また患者さんは今はやりのメタボリック症候群を合併する率が多いのですが、偏った食生活とか不規則な生活を行っている方が多いからだともいわれています。
生活の習慣とかなり関係しているというイメージです。

乾癬の基本的な治療法

基本的な治療法として、塗り薬として炎症を抑えるステロイドの外用薬と、表皮細胞の増殖を抑えるビタミンD3の外用薬がありまして、この2種類をその特徴に合わせて組み合わせて使います。
また全身に効くのみ薬として、ビタミンAの仲間のエトレチナートという物質、高まった免疫反応を抑えるシクロスポリンという物質があります。
また光線療法といわれるものがありまして、紫外線を当てる治療法なんですが、紫外線というのは炎症を抑えたり細胞の増殖を抑えたりする作用がありまして、このようなものが医療現場では用いられています。
炎症を抑えたり、免疫を抑え込もうとしたり、あるいは紫外線による効果をねらっているという事です。

乾癬
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