血液透析で注意すべき点はどんな事？
透析中に血圧が低下するという事もあります。
これは体の外に血液を取り出すそしてまた戻すというような操作をするために起こる事なんです。
注意しなければいけないところです。
血液透析は長く行っている間に出てくる問題というのはあります。
神経を圧迫するためにさまざま症状を起こす事があります。
その場合は手術なんかが必要になる場合もあります。
貧血カルシウムの沈着はなにも血液透析だけではなくて腹膜透析の患者さんでもある事ですが、貧血ですね、血が薄くなってくるという事がありますので、その治療は必要になりますし、あるいはカルシウムだとかリンの代謝が異常になってきて、そして骨がもろくなったりカルシウムが関節の周り、あるいは血管に沈着するというような事も見られてきます。
こうした事を聞くといろんな問題が起きてくるなとつい思いがちですが、こうした事にそれぞれ対処する事によって血液透析を長く続ける事は可能なんですね。
現在非常に治療は進歩していますので、一つ一つきちんと対処して非常に元気な日常生活を送っている人いっぱいいらっしゃるんですね。
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透析で何か新しい進歩、新しい動きはあるか？
家でできるのは腹膜透析なのですが、血液透析も実は医療機関に通わないで自宅でやるという在宅血液透析というものが最近普及し始めてきているんです。
血液透析も家庭でできるようになる、これは朗報ですよね。
ではその在宅血液透析とはどのようなものなのか。
腹膜透析から、自宅で行う血液透析に変えるためには訓練が非強です。
自分一人で操作ができるように組み立てから後片づけの手順まで全て覚えなければいけません。
装置のセットにかかる時間はおよそ１時間。
針も自分で刺します。
自宅で毎日透析ができるようになれば、自分の生活時間に合わせる事ができるのが嬉しいですよね。
この在宅血液透析のメリットを整理しますと毎日透析ができるという事です。
ご自分の生活に合わせてという事です。
これによって合計した透析時間を長くする事ができると。
これが最大のメリットです。
それによって体調が改善するあるいは今のんでらっしゃる薬を減らすとか、場合によっては中止する事も可能な事もあります。
それからもう一つは食事制限が少し緩和できるというメリットがあります。
毎日行えるという事はつまり逆に言うと、老廃物が体の中に残っている時間が短いという事ですよね。
それによって体調がよくなる、さまざまな制限も緩和できるという事なんですよね。
これはいい事ですよね。
在宅血液透析は希望すれば誰でも行える？
それはやはり誰でもできるという訳にはなかなかいきません。
透析の機械もそうですが透析をやる時間だとかスケジュール、それから透析の周りのいろんな器具がありますが、そういうものをしっかりと管理できるという事が大事です。
１人暮らしだとなかなか大変なんですね。
１人でやるんですが何かあった時に介助して頂く事、あるいは通報する事ができる人、そういう人が必要です。
何か起きた時にたった１人だとちょっと不安がある訳ですよね。
もう一つは心筋梗塞だとか脳卒中なんかの後遺症がない事も重要な条件になります。
在宅血液透析の費用はどのぐらいかかる？
費用は通常の血液透析と同じなんですが、やはり家で透析をやるという事で水回りの工事が必要になる事があります。
機械そのものは病院から貸し出しなので、お金はかかりません。
この機械を使うためのちょっとした家庭の改造の費用がかかる事があるという事です。