冷えが養生で改善しないなら 漢方薬を検討
気、血、水、どこが悪いか判断しながら漢方を使っていく訳です。
新陳代謝低下型の気虚血虚、血流が悪くなるタイプの血流障害型「血」、水分貯留型の水毒、いずれのタイプにもたくさんの漢方薬の種類があります。
漢方では体力のあるなしでその方に合わせた薬を選ぶので、たくさんの薬がございます。
シナモンとか生姜ショウガといったものはお食事でもとれますので、日常からそういったものもとって頂くと良いです。
ショウガなど体を温める。積極的に食事の中に取り入れるとよいという側面もあります。
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漢方薬を服用して どれぐらいで効果が感じられる?
実際には服用してすぐ体がポカポカしてくるものもあるんです。
ただ体質がよくなったな、と感じるまでには1か月ぐらいかかる事が多い訳です。
また効かない場合は漢方を変えていく事もあります。
1か月2か月とのんでも何も感じない場合は、やはり合っていないという事です。
その場合は変えられる訳です。
処方された漢方薬は水でのんで良い?
そのように服用して頂いていいのですが、お勧めはお湯に溶いてのまれる方が生薬の吸収がよくなって、より効果が出やすくなります。
またおいしいと感じられるのは、その方に合っている漢方薬です。
溶かすと煎じ薬みたいになります。
漢方薬の副作用は?
比較的少ないとはいわれていますが、やっぱり薬ですからございます。
血圧が上がるとか、胃腸障害が出るとか、そういった事があるので少しでも変化があったら主治医に相談をして頂きたいと思います。
副作用は漢方薬は無縁だと考えるのは間違いです。
冷えの対策 漢方の考え方のポイント
まず西洋医学的なチェックを忘れない事。潜んでいる病気がないか、診断治療をまずして頂きたい。
そして漢方医のところに行くと、問診票などでいろいろ聞かれるが、冷え以外の事についてもしっかりとお答え頂きたいという事です。
全身の症状全てを伝えるという事。
そして養生も大切です。ぜひ日常生活の見直しをして下さい。