スポンサーリンク

風疹ワクチンの接種

スポンサーリンク

初期ほど影響が大きいというのはどういう事ですか?
やはり妊娠の初期は、体の重要な臓器が出来上がっていく時期ですので、そういう時に胎児自身がウイルス感染を受けると、いろんな臓器に異常が出やすくなると思います。
女性は基本的に風疹ワクチンの接種を、受けているという事ですから大丈夫なんじゃないですか?
女性の場合は1977年以来、最低1回はワクチンを受けているはずの世代ですが、残念ながら中学生の女子学生にやっていた時も、接種率がやっぱり7割ぐらいしかいきませんで。
100%にならないんですね。
ですから接種をしていない人が、女性でも数パーセント残っているんですね。
接種をしたから十分に免疫がついていると、それは安心していいんですか?
大体1回で95%以上はつくといわれていますが、いくらか残るのと接種をして長く時間がたつと、やっぱり少しずつ免疫は落ちていく事もありますので、妊婦さんの場合はそこのところも注意した方がいいですね。
さて去年流行した20~40代の男性なんですけれども、これはワクチンを接種した方がいいんでしょうか?
20~40歳代は家庭では妊婦さんと接する、ご自分のお子さんができる時代でもありますし、職場でもそういう年代の女性とよく接しますので、是非免疫が少ない男性方もワクチンをうって頂きたいですね。
実は疫学調査によれば20~40歳の男性の約3割は、風疹に対して免疫を持っていないといわれているので、是非その年齢層の方は注意して頂きたいと思います。
それでは風疹ワクチンといわれるワクチンですが、内容をご説明頂けますか?
子どもさんのところからお話を始めたいと思うんですけれども、現在はMRワクチンといいまして、風疹とはしかの混合ワクチンを2回受けるというのが、定期接種の基本になっています。
1回目は1期として1歳の時ですね。
よく1歳のお誕生日にMRワクチンのプレゼントといいます。
2期は小学校に入るまでの幼稚園保育園の年長さんの時期。
この1年間に受けて合計2回受けるというのが、子どもの今の基本になっています。
ただ2回接種になる前の子どもさんたちもおられる訳で。
制度の変化でね。
そうですね。
その子たちについては、現在3期の中学校1年生と高校3年生4期、3期4期のどちらかで2回目を接種する事になっているんです。
ただ注意して頂きたいのは3期4期は、5年間の時限的な措置でしたので平成25年3月、まさに今月定期接種から外れてしまうという。
あらあらそうなんですか。
はいあと少しで。
ですから中学校1年生の年齢あるいは高校3年生で、まだMRワクチンを受けていないという方は、是非この時期に受けて頂きたいと思いますね。

風疹
スポンサーリンク
健康ナビ