まず心臓の状態や潜在的な心疾患を調べるために、運動する前にメディカルチェックとセルフチェックが必要になってきます。
2つの柱があるんですね。
まずメディカルなチェック。
こちらはどういう内容でしょうか?
メディカルチェックはまず一般的な心電図検査が挙げられます。
これはよくある心電図検査ですね。
ただし肥満があったりたばこを吸われていたり、血圧・血糖値コレステロールの値が高い場合は、是非とも運動負荷心電図を受けて頂きたいと思います。
こういったものは心不全心筋梗塞のリスクに当たりますので、これに当てはまれば、運動負荷心電図の健康保険の適用を受ける事ができます。
ではこの運動負荷心電図は通常の心電図と違う、何が分かってくるという事なんでしょうか?
これが運動負荷心電図の例でございます。
これ自転車をこいでいるところなんですけれども、徐々に運動の強度を増やしていく検査で、運動中これは心電図を見ております。
あと運動中の血圧も測っております。
ですので、運動中の心電図の状態や血圧の状態を観察できるという事で、安静時の心電図にはないメリットがあります。
そうしますと安静時の普通の心電図では、異常ありませんと言われた方でもこの検査をする事によって、異常が初めて見えてくる事がある訳ですね。
非常に重要な検査だと思います。
それではもう一つございました。
今メディカルチェックについて伺いました。
次はセルフチェック。
これは自分でするチェックという事ですね。
その日の体調などで心臓への負担が増して、突然死につながる事もありますので、自分で当日の体調をチェックする必要があります。
まずは症状。
こういった症状がないかどうか確認します。
次に脈拍ですが脈拍については運動する前に、1分間に60~100回の範囲内にあるかどうか。
それと脈の乱れがないかどうかを調べます。
これ測ってみる必要がありますね。
そして血圧も重要なんですね。
これが家庭で血圧を測る場合の正常値です。
どちらか一方超えても高血圧という事になります。
どちらか一方でも超えていればいけないという事ですね。
運動前のセルフチェック伺ってまいりました。
では運動中という事も大事ですね。
運動中のセルフチェックはもちろん、運動中に動悸息切れ胸の痛みがないかどうかをチェックします。
おおまかな目安として最大脈拍数が、180-を超えないように心掛けて頂きたいと思います。
という事は例えば50歳の方ですと、180-50になりますから結果130。
それが超えないための目安の数字という事ですね。
この数値を一つの目安にして、運動中と運動した直後に脈を測り、最大脈拍数を超えるようなら、運動を見直して頂きたいと思います。
また主治医の先生から運動時の脈拍数の指示を受けるのも、よろしいかなと思います。