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副鼻腔炎は放置すると失明や意識障害につながる

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副鼻腔炎は放置すると失明することもある

アレルギー性鼻炎で鼻炎の症状がひどい時はちょっと臭いが分かりにくいかなという事があります。
実はこのような症状がある場合は副鼻腔炎の可能性があるんですね。
副鼻腔炎は通常は治る病気なんですが、放置しておきますと臭いを感じる事ができなくなったり、まれに失明につながる事もあるんです。
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副鼻腔炎の鼻水と鼻風邪は違う

鼻風邪というのは鼻の中にかぜウイルスが感染して起きる病気です。
副鼻腔炎というのはほっぺたとかおでことか鼻風邪がもっと奥に広がった状態です。
つまり病気の場所が違います。

副鼻腔は鼻よりずっと奥にある

鼻の穴から続く空気の通路が鼻腔です。
私たちの顔の骨には鼻腔につながっている空洞があるんですね。
この空洞が副鼻腔なんです。
この副鼻腔は頬目の端そして額、更に横顔で見ますと鼻のずっと奥の方にもあるんですね。
鼻を挟んで両側にありますので全部で8つの空洞があります。
これが副鼻腔です。全ての副鼻腔は自然口という小さい孔で鼻腔と直接つながっています。
副鼻腔炎といいますのは副鼻腔の内側を覆っている粘膜に炎症が起こっている状態なんです。

副鼻腔炎は急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎に分けられる

副鼻腔炎は病気の状態によって大きく分けると急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎という病気、この2つに分けられます。

急性副鼻腔炎

急性副鼻腔炎はその名のとおり急性に起こる副鼻腔の炎症です。
かぜのウイルスあるいは細菌が鼻に感染して、それが周囲の副鼻腔に広がって炎症が起きた状態ですね。
鼻水や鼻づまりが起こると同時に、例えば痛みですね。頭痛がある、あるいはほっぺたが痛い。痛みが起こるというのが特徴的な症状になります。
そのほかにも非常にまれですが炎症がもっと奥に広がると高熱が出たり、場合によってはまれですが視力に影響が出たり、あるいは意識に影響が出たりする事もあります。

副鼻腔炎で失明や意識障害につながるのはなぜか?

鼻と目、あるいは鼻と頭は非常に薄い骨で仕切られているだけなんです。
ですからたまたま感染した細菌が悪い細菌だったり、あるいは患者さんの状態が非常に悪い時にこういう所に感染が起こると骨を貫いて目の中に入る。
あるいは頭の中に入ってしまって膿がたまって、それで結果として視力が無くなってしまうとか、あるいは意識障害が起こる事もごくまれですがあります。
そんな事が起こると怖いですよね。この病気あなどれないです。
通常は治療をちゃんとすればこういう事が起こる事はあまりないので、何か…特に痛みがある場合は躊躇せずに耳鼻科を受診して頂きたいという事ですね。