スポンサーリンク

勃起障害EDなど ストレスで男性ホルモンが低下する

スポンサーリンク

男性ホルモンの低下は加齢に伴って減ってくるというのは、やむをえないというご指摘もございましたけれども、低下させるのに何かリスクになるほかの要素はございますか?
基本的には年齢と共に低下するという事になるのですが、それ以外に最近では強烈なストレス、社会的なストレスを長期間受け続けると、男性ホルモンが低下するという事も分かってまいりました。
ストレスといいますとやはりこの年代の男性、いろんなストレスがかかっている年代ですよね。
分かってます?
ホントにすごくかかっていて大変なんですよ。
この絵にもありますけれども、中高年といいますとちょうど中間管理職辺りの方は、上からも下からも突き上げられるという事がございましょう。
少し年齢が上がってきますと、人生のたそがれを感じたりする事もあったりして、ストレスになったりしますよね。
いろいろ大変な年代ですね。
それに加えてご両親の介護の問題や、頑張って建てたおうちのローンの問題経済的な問題、こういったストレスが体の変調を来すともいわれております。
こうした事が長く続く事が引き金になるという事なんですね。
今話に出しましたけれども、自分がLOH症候群かもしれないと気付くための、サインはございますか?
いくつかございますが、こちらのモニターに主な症状を列記してございます。
のぼせとか体力体の変調ですね。
こういった事で気付く事があります。
しかしこうした症状は思い当たる事があるとしても、そのままにしておく事がやはり多いのではないでしょうかね?
一つ一つは大した症状じゃないと思われがちなのですが、例えば日常生活に支障を来すほど非常につらい症状が、一つでもございましたらLOH症候群を疑って、医療機関を受診して頂きたいと思います。
我慢せずに受診してみるといいという事ですよね。
しかしこの病気の場合は何科を受診すればよろしいですか?
男性ホルモンは泌尿器科が、以前から診療として扱ってまいりましたので、受診されるとしたら基本的には泌尿器科かと思います。
最近は男性更年期外来といった専門外来が、少しずつ広がってきましたので専門外来がございましたら、そちらを受診頂きたいと思います。
しかしこの症状いろいろご説明頂いておりますと、やはりうつ病を疑って心療内科の門をたたいたり、勃起障害だからとED外来を訪ねたりという事が、あるかと思いますがどうでしょうね?
そちらの外来を受診頂いても決して悪くはないのですが、そういった所で治療を受けても、なかなかよくならない場合は専門的な外来を。
特にご本人は症状を控えめにお話しする事がございますので、ご家族奥様と一緒に受診頂きたいと思います。
しかしこの病気が分からずに、ずっとつらい症状を我慢していらっしゃる方は、実際多いんじゃないでしょうか?
私の外来の方にも例えば心療内科の先生から、なかなか治療に反応しないという事でご紹介頂くとか、そういった方が非常に多いと。
現在のところそんな感じですね。
正しく診断されて治療されるとよくなるんですね?
治療については男性ホルモンの治療をする事で、今までうつの症状がなかなか改善しなかったのに、非常に改善したという方を経験しております。