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COPD(慢性閉塞性肺疾患)は高血圧、心不全、骨粗しょう症などの慢性病を引き起こす

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このCOPD日本語では慢性閉塞性肺疾患という病気で、呼吸が苦しくなる病気なんです。
でも見逃してしまう人が多いんですね。
そのまま放っておきますと呼吸不全につながる事もあります。
COPDになりますと高血圧心不全骨粗しょう症などの、慢性病を引き起こす原因になる事も分かっているのです。
肺の問題なのにさまざまな病気と関連があるんですね。
そこでCOPDの治療について、お伝えしていきます。
新しい薬が登場して、症状に合わせた治療ができるようになっているんです。
このCOPDという病気はどんな治療をしていくんでしょうね。
昨日に続きましてお招き致しましたのは…、呼吸器内科特にCOPDやぜんそくなどの、COPDは肺の病気ですのに先ほど出ましたが、さまざまな病気と関連があるんですね。
これはどういう事でしょうか?
確かにCOPDは喫煙が原因で起こる肺の病気ですが、炎症性疾患です。
肺に炎症が起こりますと、炎症の場所からは血管を通して、全身に炎症物質がこぼれ出ます。
そう致しますと、例えば高血圧の主な原因は動脈硬化ですが、これも炎症性疾患ですので高血圧が起こりやすい。
あるいはもともとある場合には、悪くなりやすい特性がありますし更にCOPDの場合には、ちょっとの動作で息切れがしますので、活動しなくなってしまいます。
そうした活動性の低下は、もちろん高血圧のリスクファクターでもありますし、骨粗しょう症糖尿病のリスクファクターでもある訳です。
更に苦しくてあまり出かけなければ、うつ病のようなものもなりやすいという事で。
閉じ籠もってしまってという事ですね。
それでいろんな関連性がいわれている訳です。
これらの病気が更にCOPDへ悪影響を及ぼす事もあるんですね。
そういった関連を是非断ち切りたいですよね。
早く治療に取りかからなければ。
早期に発見して、早期に原因を取り除いて治療する事が大事になります。
COPDの治療を考える場合一番大事なポイントは何でしょうか?
やはり原因であるたばこをやめる。
禁煙を励行する事が最も大事な事になります。
まずはとにかく禁煙ですね。
ただ長くたばこを吸っていらっしゃる方は、「今更やめたって手遅れでしょ」という声を聞きますよね。
もちろん早めに禁煙するに越した事はありませんが、かなり病気が重くなってからでも、禁煙は効果がある事が分かっております。
禁煙するとどれぐらい効果が上がるのかを、これはたばこを吸っている人と吸っていない健康な人の、肺機能の低下どのくらい違うのかを比べたものです。
横軸が年齢で縦軸が肺機能の低下の割合を示しています。
呼吸機能が最も高いのが25歳くらいですので、そこを100%と考えた場合ですがたばこを吸っていない人でも、肺機能は年齢とともに徐々に低下していくんですが、非常に緩やかに低下していくんですね。
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