この手術どういったものですか?
これは神経に髄核が飛び出して、それで炎症が起きて痛みが出ている訳ですから、悪さをしている部分の髄核を取り除く手術が行われます。
方法は皮膚を切開して取り除く方法。
顕微鏡を使ったり、あるいは内視鏡を使ったりする方法があります。
そうやっていろんな方法があるという事で、それはその治療法による治療結果の差はありますか?
ほとんど大きな差はありませんので、先生とよく相談してどの手術をするかを選択するというのが、いいと思います。
しかし手術に踏み切りました。
よくなったとして、また再発してくるという可能性はどうなんでしょうか?
5~10%ぐらいで再発するといわれています。
やはりもうもろくなってるからなんですか?
椎間板がある程度弱くなっているという事で、再発する事はあります。
再発の可能性も伺ったりこの病気もそもそも痛いので、非常に不安ですよね。
そうですね。
ただ国際腰椎学会で報告されているんですが、実際腰痛が全くない人にMRIを撮ってみますと、76%の人にヘルニアがあるという事が分かっています。
という事は神経を押しているのに…?
痛くないという事ですね。
痛くない。
これはまた不思議ですね。
なぜですかね?
痛みを出すにはヘルニアだけではなくて、そのほかにもいろんな原因があるという事ですね。
ですから特に明らかになっているのは、ストレスですとかあるいは職場上の悩みですとか、そういった心理的な問題社会的な問題で、症状が出やすくなる場合があるという事が分かっています。
痛みとは複雑ですね。
そうですね。
物理的に押された所があるのに痛みを全く感じてない人が、たくさんいるんだという事なんですよね。
ならば痛みというのは一体どこから来ているのか…。
誠に深いですね。
きょういろいろ伺ってまいりましたが、椎間板ヘルニアこの病気に向き合う時に、どういう事を考えていくのがポイントになりましょうか?
まず90%の人は手術をしないでも治るという事を、理解して頂く事が大切ですね。
それもなるべく体を動かしながら痛みを速やかにとって治していく。
それがポイントだと思います。
この場合も安静はよくないんですね。
いつもそうなんですね。
動かした方が、日常生活をなるべく送った方がいいという事なんですね。
しかし椎間板ヘルニアは9割の人が必ずよくなっていくんだと、手術をせずによくなっていくんだという事を伺って、これは大変印象的でしたね。
安心して取り組んでいけばいいですよね。
そうですね。