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腰痛の悪循環を断ち切る

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でもそれが特定できない場合、実は温めても痛みをとる作用があるというのが、最近分かってまいりましたので温めても間違いではありません。
ですからお風呂ももしお風呂に入って楽になるようでしたらば、入っても構わないと言えます。
そうしますと私たちの立場でどう考えればいいかと言うと、冷やして楽になるようであればそれでいいんですね。
温めて痛みがひどくなるどんどん痛くなってくる場合は、それはやめた方がいい訳ですね。
そうですね。
そういう個別に考えればいいですか?
ええ。
それではどんなケースでは、医師の診察を受けた方がいいという事になるでしょうか?
普通腰痛ですと日がたてば次第に楽になりますし、それから動いた時に強い痛みが出るという特徴がありますね。
でもじっとしていても痛いとか、あるいは日に日に痛みが強くなっていったり、あるいは腰痛以外に足がしびれるとか力が入らないとか、おしっこの症状がある場合、こういう時はやはり病院に行って重大な病気がないかどうか、お医者さんに診察してもらうというのが原則です。
診察を受けますと治療の流れはどんなふうになっていきますか?
まず重篤な病気がないというのを、はっきりさせてもらうというのが第1段階になりますね。
次に薬物療法を行います。
お薬はどんなものを使っていくか教えて頂きましょう。
NSAIDsと呼ばれます。
このお薬は胃を悪くするという副作用があるんですよね。
特に胃腸障害が一番大きな副作用になります。
ほかに腎障害もありますが、漫然とのむとかなりの確率で胃腸障害が起きてきますので、やはりある一定の短い期間使うという事が原則です。
NSAIDsの中にも胃に負担がかかりにくい、COX-2というお薬もございますので、お医者さんと相談してそれを出してもらうのもいいと思います。
胃に負担の少ないタイプの非ステロイド性消炎鎮痛薬も、登場してきているという事ですね。
それは知っておきたいですね。
それから「抗不安薬・抗うつ薬」。
こういったものも使っていくんですか?
これらのお薬は痛みを脳で抑制するという機序で、腰痛を楽にしてくれるんですね。
しかしこのタイプのお薬を目にしますと、痛みというのはストレスと関連してるんだよというお話を、教えて頂きましたがそれを連想致しますね。
関係していますか?
はい関係しています。
そのご説明頂きましょう。
まず腰痛がありますと体を動かさなくなりますね。
体を動かさない事が大きなストレスになります。
ストレスがずっと続きますと、脳で痛みを敏感に感じるようになってくるんですね。
そうすると腰痛がまた増強してくる。
あるいは治らないという事が起きますので、薬物療法としては、不安や恐れうつを楽にしてあげるようなお薬を、使う事が腰痛の悪循環を抑える断ち切るという、有効な治療になります。

腰痛
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