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団塊の世代のうつ病 大きな特徴

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それに対してうつ病の方の場合には
さほど深刻なもの忘れではなくても
非常にご本人がつらい苦しいと思って
それが更にうつを助長している場合もあります。
もの忘れが激しいという事をご自身
それ自体に悩まれたり落ち込まれたりする。そうです。
そういう傾向がある訳ですね。
最後の喪失体験もう少し伺いますが
この世代こうした事以外にもいろいろありそうですね。
例えば喪失体験として団塊の世代に特徴的なのは
こういったいろんな病気をして健康を失う。
あるいは若い頃にできた事ができなくなるといった
若さを失うという事もありますし
Aさんの退職のように
社会的役割を失うという事もあります。
それから大切な奥様を亡くされる。あるいは友人を亡くす。
こういった人の死というだけではなくて
子どもが巣立っていく結婚していく別居していく。
あるいは転居をするといったような事も
重要な喪失体験になると思います。
若い方たちももちろんありますがこの世代ではこういった問題が
非常によく起こりやすいといえようかと思います。
やはり高齢になればなるほど
こういった体験は誰でも何かあるという事だと思いますが
それがうつ病の見きわめのポイントになっているのは
やはりそこがきっかけになって
病気が出てきていると?そうですね。
全くきっかけがなくてもなる事はあるんですけれども
むしろ何らかこういうきっかけとつながっているというのが
この世代のうつ病の大きな特徴だろうと思います。
後から考えた時にあの事があってそういう症状が出てきていると
何となく分かると。そうですね。そういう事が多い訳ですよね。
退職してから随分
ふさぎ込んでいるという事があると。
お話し頂いた事を踏まえてこの世代のうつ病では
見きわめるサインヒントのようなもの
どう考えていけばよろしいですか?
うつ病の方必ずしもこの年代でという事ではありませんけども
大きくご本人が気づく症状と
周りで見ていて気がつく症状と
2つのジャンルに分けられるといえます。
ご本人の場合には先ほどもちょっと触れた…