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食事の内容に合わせてインスリンのうつ注射の量を決める

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狭心症心筋梗塞とも関係ありますし、不整脈とも関係あるといわれています。
インスリンが効いたり効かなかったりとおっしゃっていますが、どういう事が考えられますか?
この方の場合には、大きく分けて3つの問題があるかもしれません。
一つはインスリンというのは皮下に注射致しますので、その吸収が一定ではないという事があります。
ですから同じようなところに同じようにインスリンをうちますと、注射をしているところの皮膚が硬くなってしまって、吸収がかえって悪くなってしまう。
ですから効くと思ってうっても効かないと。
予想外に高くなるという事があります。
ところがそことは違う場所にうつと、今度は逆に効くという事もある訳です。
難しいですね。
そうですね。
もう一つはやはりインスリン、特に食事のときの3回のインスリンは、食事の内容に合わせてうつ注射の量を決めます。
ですから皆さんが同じ量をうつ訳ではないのです。
それは食事の内容に合わせてうつ訳ですので、先ほど河盛先生もおっしゃいましたように、炭水化物脂質たんぱく質のバランスによって、例えば焼き肉を食べるとあまり血糖値は上がらない訳です。
そのかわり後から上がってくる。
御飯やおじやおうどんとかそんなに上がらないと、思うかもしれませんがかえってすっと上がってしまう。
ですからむしろ食事の内容に合わせて、インスリンの量ないしは、焼き肉を食べるときは食後にうつというような、細かな配慮が必要です。
結構緻密なものですね。
今の食事の種類でもっていちいちドキドキしちゃいました。
焼き肉しゃぶしゃぶうどん…。
つまりいろいろバランスがある訳ですね。
ですからいつも同じようにインスリンをうてば、効くという訳ではありません。
2つおっしゃいましたがもう一つまだ何か?
あとはやはりこの方夜にもインスリンを注射しているので、日中激しい運動をすると夜中に血糖値が下がってしまう。
運動したその時ではなくて、お休み中に下がってしまうという事がございます。
それは運動後遅発性低血糖というもので、日中1~2時間例えばジョギングするとかテニスをする、激しい運動を致しますと、夜中に肝臓でブドウ糖が、グリコーゲンという栄養素をためようという事で、血液の中の糖分が肝臓に移行してしまって、血糖値が下がるという事もございます。
ですから注射の部位食べる物の内容、日中の運動量というような事を考えて調節して頂きたいです。
どうぞ安定しない原因を探ってみて頂ければと思います。
山中伸弥さんのノーベル賞決定で一躍注目を集めるiPS細胞。
これがその集合体なんですけれども、あらゆる組織に変化できる性質を持っているんですね。
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