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変形性関節症は骨と骨の間にある関節に 腱鞘炎は腱と腱鞘に

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手や指が痛むこわばる、しびれるといった症状を引き起こす、手指に原因がある病気について取り上げていきたいと思います。
具体的にはこちらです。
この代表的な3つの病気です。
ではこの3つの病気について専門の方にお話を伺いましょう。
今日お話を伺うのはこちらの方です。
整形外科医で特に手指の治療が専門でいらっしゃいます。
手や指身近な部位ですから、日常の生活にもだいぶ影響が出てきますよね。
これらの疾患は患者さんご自身で診断できる事が多いですので、是非これからお話する内容を参考にして頂きたいと思います。
では最初にご紹介した3つの病気ですけれども、こちらは手のひら側から見た手の構造です。
まずこの骨の方を見ていきましょう。
指の骨と骨をつないでいる部分ここが関節です。
そして骨は筋肉ともつながっているんですね。
骨と腕側の筋肉とをつないでいるのが、腱というひものような組織です。
この腱が筋肉に引っ張られる事によって、指の関節が曲がるという事になるんですね。
そしてこの腱が骨から跳ね上がらないように、骨に沿うように包んでいるのが腱鞘というものです。
更に手指に分布している神経の一つに、正中神経があります。
正中神経は親指から薬指の親指側半分までを走っていて、感覚をつかさどったり、親指を動かす筋肉を収縮させる役割があります。
そして冒頭にご紹介した3つの病気との関係ですが、変形性関節症というのは骨と骨の間にある関節に。
そして腱鞘炎は文字どおり腱と腱鞘に。
そして手根管症候群は正中神経に、それぞれトラブルが起こっているんです。
ではまず腱と腱鞘のトラブル腱鞘炎についてですけれども、よく手や指使いすぎるとなるというふうには聞きます。
パソコンや手芸園芸楽器の演奏など手指を酷使する方は、腱鞘炎を起こしやすいといえます。
それから…、手をよく使うというのは分かりますけれど、更年期糖尿病の方もなりやすい、これはどういう事なんでしょうか?
詳しい事はまだよくは分かっていないんですが、女性ホルモンのバランスが崩れる事や糖尿病によって、腱や腱鞘をつくっている組織がむくんで硬くなる事が、関係しているのではないかと考えられています。
ではその腱鞘炎の症状について見ていきましょう。
こちらです。
このはねる感じというのはどういう事なんでしょうか?
映像がありますのでちょっとご覧頂きましょう。
中指の動きに注目をして頂きたいのですけれども、手を広げる時に中指だけがあとから伸びてくるのが、お分かりになると思います。
指を伸ばす時にほかの指に比べて中指の伸びが、遅れている状態がお分かり頂けると思いますけど、これがばね指といわれている現象になります。
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