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食中毒を防ぐ為に殺菌

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食中毒を防ぐ3原則

食中毒を防ぐための予防の3原則があるんですね。
つまり菌をつけない、菌を増やさない、菌はやっつけようという事ですね。
菌をつけないという事は、肉についている菌を他の食品につけない事が大切です。
そのためには殺菌ですね。熱湯とか漂白剤とかそういったものです。
それからやっぱりお肉を扱った手を他の食材に菌を移さないためには、手洗いの励行ですね。
こういった事がつけないための注意です。
料理をすると生肉を触ったままで、そのまま他の物を触ったりしてますよね。
危ないですね。よく手を洗う。
次に「増やさない」ですがこれは冷蔵庫や冷凍庫に保存する。
買ってきたお肉は、すぐそういった低温で保存する事が重要です。
低温保存に留意する。
そして3つ目の「やっつける」。
特に中心温度が75℃以上で1分間という事が規定の中で決められておりますので、しっかり加熱して頂きたいと思います。
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どのくらい加熱すれば中心温度が75℃以上になる?

から揚げの中心温度の変化ですが、鶏もも肉の生の場合に160~180℃の油の中に入れて加熱をし始めますと、3分たちますともうこれで温度は75℃に達しますね。
これで1分以上加熱しますと、しっかり中まで菌が殺されるまで温度が達してる訳です。
鶏もも肉生の場合は3分ですが、一方冷凍のお肉なんですがこれは同じ温度の油の中に入れましても5分たっても60℃にしか達しません。
という事は中の菌はそのまま殺されずに生きている訳です。
こういった事から冷凍のお肉を揚げるような場合はじっくりと時間をかけて加熱をしてほしい、揚げてほしいという事ですね。
家庭で肉を冷凍してある事はよくありますから、これの加熱は注意しなきゃいけませんね。
じっくり揚げないと駄目なんです。
見た目ではなかなか中がどうなってるかというのはよく分かんないんですが、十分に加熱した場合は色が変わりますが、ところが加熱が不十分な場合は中がまだ生のままなんですね。
こういった状態では中で菌がまだ生きております。
ですから先ほどの冷凍の場合は特にじっくりと時間をかけて、中の色が変わるまで加熱をしてほしいという事ですね。

実際に切って確認することが重要

外側はホントに変わらずカラッと揚がってる感じがします。
外だけ見てれば分かりません。ですから外に惑わされずに中まできちっと加熱がされてるかどうか、これは切って確かめるという事がとっても重要ですね。
食卓に出す前に実際に1個だけ切ってみて、大丈夫かなと確認するという事が重要なポイントです。
面倒がらずにやりたいですよね。

食中毒は対策をとれば防げる

食中毒は正しい知識を持ってきちっと対策をとれば防げる病気なんです。
ですからまずしっかりと情報を得てほしい。
そしてもう一つとっても大切なのはカンピロバクターにしても腸管出血性大腸菌にしましても、家で肉を料理する場合にはしっかりと加熱をするという事ですね。
特に子どもさんやお年寄りの場合は注意をしてほしいと思います。