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β遮断薬は脈を遅くし血圧を下げるので、心臓の負担が軽減される

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減塩ですが特に重症だと非常に厳しいですよね。
どうして減塩が必要なんですか?
塩をとりますとどうしても水も一緒に入ってきてしまう。
心不全の人はもとからうっ血があって水がたまりやすい上に、塩をとるともっと水がたまってしまうので、息苦しいといったりむくみがひどくなったりするからです。
毎日の体重測定をしましょうとこれはどういうポイントでしょう?
やはり水がたまってくると体重が増えます。
1日で2kgも増えるような事があった場合は、やはり水がたまったという事を考えないといけませんので、体重を量る事によってどれだけ体に水がたまったかという事が、よく分かる訳です。
前の日に比べて2kgというと相当ですね。
気をつけたいですね。
次治療のお薬の事にお話を進めたいと思います。
どんな薬が使われますか?
まず一番最初に使うのはACE阻害薬とARBです。
これらの薬は血圧を下げ、しかも心臓を守るような働きがありますので、非常に早期から使う事になっています。
次に使うのがβ遮断薬です。
β遮断薬は脈を遅くし血圧を下げるので、やはり心臓の負担がかなり軽減されます。
心臓を守る意味で大変重要な薬です。
むくんできたり息苦しいといったうっ血症状が出た方には、利尿薬またはアルドステロン拮抗薬を用いて、尿として水を体から出すようにします。
最後非常に重症になってくると、心臓そのものに働いてポンプ機能を強くするような、強心薬を使う事もあります。
こうした薬が使われるという事ですね。
ではこのような心不全になりやすい人、特に注意が必要なのはどのような場合ですか?
やはり高齢者高血圧がある人糖尿病がある人は要注意です。
もちろん心筋梗塞や狭心症を起こしたことがある、または不整脈がある。
そのほか心筋症や弁膜症などの心臓の病気のある人は、もちろん注意をしないといけません。
年を取ることはしょうがありませんが、心臓に問題がありやしないかという事で、早く気づくためのサインのポイント何に気をつければいいか、もう一度教えて頂けますか?
やはり心不全の症状として、最も出やすいものは、動作時の息切れ。
つまり駅の階段を上ったり坂道を上った時の息切れなんです。
または上った時の疲れやすさです。
見逃さないようにしたいですね。
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