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乳がん再発 いろいろな治療の選択肢がある

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ますます新しいお薬が開発されるという事は
大変希望なんですけれども
それにしましてもこの治療次々にお薬を替えながら
長く治療を続けていくという事になりますと
根気が続かないというか挫折される方も
いらっしゃるんじゃないでしょうかね?
そういう時に私はこの3つが大切だなと思っています。
まず治療として決して無理をしない事ですね。
それから副作用が出た時には治療を一旦お休みをして
体を休めるという事が非常に重要です。
また癌とうまくつきあっていくためには
苦痛をとる。これも非常に重要な事でして
長く治療を継続するためには
この3つを心掛けて頂きたいと思いますね。
では先ほどご紹介した池田さん癌による苦痛をとるために
どんな対処をしたのか見てみましょう。
<池田さんは癌の痛みを少しでも減らすために
放射線治療や医療用麻薬などを使いました。
医療用麻薬は1日1回服用するものと
痛みが強いときに服用するもの2種類のモルヒネです>
<もともと看護師の池田さん。
再発乳癌の治療をしながら
職場への復帰を果たす事ができました>
この池田さんの苦痛を取り除いた治療。
こちらでもう一度見ましょう。
放射線治療そして医療用麻薬を使った緩和治療を行っています。
放射線というのは痛みをとるためには
どういう働きをするんでしょう?
特に骨に転移をしたような場合には
骨の癌の転移が神経を圧迫します。
そこをピンポイントでやっつける事によって痛みがとれる訳ですね。
ただ全ての転移に対して効果がある訳ではありませんので
そういう場合にはこの医療用麻薬を使って
痛みをとる事も大切になってきます。
こちら緩和治療でございますね。そうですね。
この言葉を聞きますとどうしても終末期の医療ではないかという
イメージを持ちますがいかがでしょう。
少し誤解をされてる方も多いかなと思うんですけれども
最近は癌の早期から緩和治療という事が
大変重要な位置づけになっています。
癌や治療に伴う苦痛を抑える事で
より積極的に治療に取り組めるようになる訳ですね。
そういう意味では広い意味では抗がん剤治療も
癌を小さくして痛みを抑える
緩和治療の一つという事もいえるかもしれません。
きょうはこの乳癌の再発治療について
いろいろ伺ってまいりましたけれども
再発をしても乳癌の場合は
いろいろな治療の選択肢があるんだとよく分かりました。
うまく使いながら長く過ごしていく事ができる
そういう時代になってるという事なんですね。
乳癌はほかの癌と比べまして
治療が大変進歩してまいりました。
それぞれの方に合った
個別治療という事が
大変重要になりましてそういう事が可能になった訳です。
更にお薬の研究開発がどんどん進んでいますので
使えるお薬毎年承認されて
新しいお薬を患者さんに届ける事が
できるようになりました。
再発された患者さんに私はいつも
こうお話をしてるんですけれども
「今大切な事はあなたの再発ライフ
充実した再発ライフを送って頂きたい」という事なんですね。
生きる事を諦めるのではなくて
自分らしい人生を夢を持って目標を持って
治療を続けて頂きたいと思っています。