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乳がん 承認されて使えるようになった薬

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これらのさまざまなタイプによって
これらのお薬を順番にうまく長く使う事が
再発治療では大切になります。
使えるお薬の組み合わせというのが
非常に重要なんですね。そうですね。非常に重要な事です。
それでは池田さんの治療の場合はどうだったのかという事ですね。
池田さんの場合はこのルミナール型でしたので
ホルモン剤と抗がん剤を使って治療をしたんです。
治療を詳しく見てみましょう。こちらです。
しかし徐々に薬の効果が見られなくなったので
2007年5月抗がん剤に薬を切り替えました。
すると薬がよく効いて癌の増殖が抑えられたんです。
その後4年間使っていたんですが
今度は薬の副作用で手足の炎症や痛みが起こる
手足症候群がつらくなってきました。
そこで2011年5月に
別のホルモン剤にまた薬を替えたという事なんです。
さあこの経過振り返ってみますと
ホルモン剤から抗がん剤へそしてまたホルモン剤へと
どうして薬を替えていく必要があったんでしょうか?
薬を使っていくとだんだん薬の効果が見られなくなってきます。
当然癌も自分が生きなくちゃいけないもんですから
いろんな手を使って薬が効かなくする訳ですね。
池田さんのように1つのお薬を長く使っていきますと
どうしてもお薬に耐性というものが出てきます。
ですからそういう場合には別のお薬に切り替える事によって
また癌を別の角度から治療するという事が
非常に重要になってくる訳ですね。なるほどね。
これ薬を替えて治療を続けていくという事ですから
どれぐらいの薬が使えるのかとその数種類も気になりますよね。
ちょっとこちらをご覧下さい。
これはまず15年前に国内で乳癌に使う事のできた
主な薬のリストです。このような数だったんですが
現在ではこんなに増えたんですね。
そしてこの間分子標的治療薬という
画期的な薬が登場したんです。
現在ではこの抗がん剤の中でこのエリブリンというお薬
これは昨年承認されて使えるようになった薬です。
今までの標準的な抗がん剤が
効かなくなったような方に使う事によって
延命効果が得られたという事で
今後にも期待されているお薬の一つです。
またここには書いてありませんが
今このほかにもたくさんの薬が
研究開発が進んでいるという状況ですね。