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手術は難しいという場合はリングペッサリーを膣の中に入れる

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さあいろいろな条件で手術ができない方、あるいは手術はどうしても嫌だという方には、何か手だてはないんでしょうか?
1cmぐらい出てるぐらいならば、骨盤底筋体操をしっかりする重い物を持たない、便秘で力まない体重を増やさないといった、生活の工夫でなんとかなるんですよね。
もっとひどくなってきたけど手術は難しいという場合は、リングペッサリーといいまして膣の中に、直径6~10cmの輪っかのようなものを入れるんですよ。
それで膀胱や子宮が下がってこないように、押さえるという方法があります。
注意点はございますか?
入れっぱなしだと膣の壁に傷がついたりするんで、2~3か月に1回は必ず受診して頂く必要があると。
朝自分で入れて夜自分で取る。
この自己着脱の方法で取ると、非常にうまくできる場合もあるんですけれど、少し抵抗感がある方も多いようですね。
そのほか使える装具はございましょうか?
クッションを使ったサポート下着があります。
このクッションの部分で下がってくるものを押さえると。
そしてベルト付きの下着で支えるといったものですね。
こういうものをうまく使えばいいですよね。
手術の事を中心に伺いましたけれども、随分進歩したなという印象ございますね。
そうなんです。
例えば腹圧性尿失禁だったら昔は、歩いても漏れるという人にしかお勧めしなかったんですよ。
それが今はスポーツを気軽に楽しみたいといった方にも、範囲が広がってきました。
ただここで言っておかなくちゃいけないのは、腹圧性尿失禁や骨盤臓器脱は、女性ではざらにある悩みだという事なんですね。
ですから慌てないでと。
骨盤底筋体操や生活の工夫でいけるものもいっぱいあると。
重症度によっては手術がいいかもしれないと。
そこを賢くバランスよく選択して頂きたいと思います。
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