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脳腫瘍の治療の流れ

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別の場所を刺激したんですけれども。
さてどうなりますでしょう?
今度のお答えですね。
この時は「銀行にお金を預ける」と普通お答えになるのですが、それが分からなくなってますね。
という事は刺激した場所に、言語をしゃべるための重要な機能があるという事なので、ここを傷つけると手術後に、重い言語障害が残る可能性がある訳です。
ですがこのような形で脳の機能があるかどうかを、実際確認しながら手術ができるので、重要な脳の機能を守りながら、できるだけ取る事が可能になっています。
どこまで取るのかここは残さなきゃいけないのか、判断が容易になってくる…非常に高度な手術ですね。
しかしこうした高度な手術は、どこの施設でも行える訳ではないんじゃないでしょうか?
現時点では限られた施設でしか行われていませんが、徐々にどちらの技術も全国に広がってきています。
期待したいですよね。
脳腫瘍の治療の流れですけれども柱がまだございまして、経過観察手術そして放射線治療です。
これはどういう場合に検討されるんでしょうか?
染み出すタイプの神経こう腫に対して手術後に放射線治療をかける。
あるいは良性のものであっても何度も手術する場合には、放射線治療を行います。
ただ最近ではガンマナイフやサイバーナイフなど、非常に精密にかける定位放射線治療によって、小さな良性腫瘍であれば、それのみで治療も可能になってきています。
手術をせずにそれだけで治る良性のものもあるという事ですね。
薬物療法とありますがどんな薬が使われるんでしょう?
脳にはもともと関所があって、なかなか薬が入りにくかったんですけれども、ACNUという日本の薬に加えて、数年前からテモゾロミドという経口の薬が発売されました。
そういった事によって神経こう腫や、手術で取れないもの悪性のものに関しては、非常に効果を現してきていると思います。
そういった薬も使えるという事ですね。
さて脳腫瘍の治療柱立てで伺ってまいりましたけれども、手術の進歩も伺いました。
脳腫瘍と診断された時に、治療に向き合うポイントどう考えればいいでしょうね?
恐らく脳腫瘍と聞かれて非常にショックだと思います。
ただ一方で経過観察で数年見られるもの、あるいは来週再来週に緊急手術しなきゃいけないもの、さまざまなものがありますのでまず正確な診断を行った上で、治療を始める事のリスク経過を見る事のリスク、両方を勘案して主治医の先生とよく相談されて、納得されて治療する事が重要じゃないかなと思います。
部位によってはどういう障害が残るかというリスク、そういう説明も納得して理解して、治療に臨まなければいけませんね。