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突発性難聴は感音難聴の一つ

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この蝸牛の中にある細胞が障害されて、正しい電気信号がその先に送れなくなるために、聞こえなくなるというものです。
ですからこの突発性難聴は、内耳からその先で異常が起きている、感音難聴の一つという事になります。
これは病名からして突発性しかもご説明の中にある、突然聞こえなくなるという事を考えますが激しい症状ですので、何か前触れのようなものはないのでしょうか?
特に前触れはございませんが臨床的な特徴と致しまして…、こういった病気は一般的にはあまりございませんね。
風邪が何時何分に起こったとはまず言いませんね。
「いつからおなか痛いですか」とか大体な感じになりますよね。
もう一点は先ほどから申し上げておりますように…、それでは治療のお話伺いますが治療を行う上で大切な事、この病気の場合どういう事なんでしょう?
とにかく発症したら直ちに受診して頂く事が、大事な点でございますから。
直ちに受診する。
その原因といいますか理論は、蝸牛というところに、先ほど久田さんの方からご説明頂きましたけれども、細かい毛のある有毛細胞という細胞がございます。
これが音の受容器なんですがそこが障害されます。
その障害は例えば血流障害が原因だとしますと、長い時間血流障害が起きますと細胞は壊れてしまいます。
そうしますと内耳の細胞は再生しないというのが、世界的なコンセンサスでございますのでそうしますと、長い時間そういう状況に置かれると、聴力がよくなる事はないという事になります。
たくさん壊されていくという事ですね。
ですから一刻も早い受診治療が必要になってくると思います。
一旦壊れたこの中の大事な細胞は元に戻らないので、早く治療を開始しなければいけないという事になるんですね。
治療の流れなんですけれどもこのポイントですね。
こうした時間的な事が非常にポイントになってくるという事ですね。
それでは治療の流れを伺ってまいりましょう。
突発性難聴の治療こちらです。
突発性難聴の治療において安静を保つ事の大切さは、どういう事ですか?
これには2通り意味がございまして、突発性難聴の前後に例えば風邪をひいていたとか、体力も衰えていたという事もございますので、身体的な意味での安静を保つ事も大切でございますが、もう一点は突発性難聴のように聴覚に障害を起こされた方は、被受傷性といいますが新たに強めの音を、普通の方は大丈夫な音でもそういう音を聞きますと、更に障害が進む事がございますので、体の安静と音耳に対する安静を保つ事が必要になってまいります。
従いまして症状の重さ患者さんの家庭環境等々から、入院を必要とする事もございます。

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